西阿知駅

西阿知駅は、岡山県倉敷市西阿知町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線の駅です。駅番号はJR-W06が付与されています。この駅は、かつて山陽本線における岡山支社直轄の最西端の駅であり、隣の新倉敷駅より西側はせとうち地域鉄道部の管轄でした。現在は、倉敷駅が管理する無人駅となっています。

歴史

西阿知駅は1920年（大正9年）5月25日に、鉄道省山陽本線の倉敷駅と玉島駅（現在の新倉敷駅）の間に新設されました。開業当初から旅客と貨物の取り扱いを開始しましたが、1971年（昭和46年）8月15日に貨物取扱が廃止され、さらに1985年（昭和60年）2月1日には荷物扱いも廃止されました。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。1992年（平成4年）11月にはみどりの窓口が開設され、2007年（平成19年）5月31日にはICOCA対応の自動改札機が導入されました。同年9月1日にはICカード「ICOCA」の利用が可能になり、2011年（平成23年）3月2日にはエレベーターが使用開始されました。2016年（平成28年）4月20日にはCTC化に伴い、LED式発車標が改札口とホームに新設されました。

しかし、2020年（令和2年）4月10日をもって、みどりの窓口の営業が終了し、翌4月11日からは終日無人駅となりました。同年9月には駅ナンバリングが導入され、使用が開始されました。

駅構造

西阿知駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。かつては上下線それぞれに側線が敷かれていましたが、2014年7月現在では分岐器部分が撤去され、側線への入線はできません。駅舎は上り線側に位置しており、ホームとは地下道で連絡しています。駅には簡易水洗トイレが設置されています。

現在は倉敷駅が管理する無人駅であり、ICOCAが利用可能です。自動改札機が設置されており、みどりの券売機も利用できます。

のりば

2011年からは、JR西日本標準入線メロディが導入されています。

利用状況

高梁川対岸の船穂地区からの利用者も少なくありません。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

天満屋ハピーマート
ニシナフードバスケット西阿知店
ザグザグ西阿知店
西阿知郵便局
中国銀行
岡山県立水島工業高等学校
倉敷市立倉敷第一中学校
倉敷市立西阿知小学校
岡山県道190号西阿知停車場線
遍照院
岡山県道277号中島西阿知停車場線

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陽本線
倉敷駅 (JR-W05) - 西阿知駅 (JR-W06) - 新倉敷駅 (JR-W07)

外部リンク

西阿知駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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