西魚町 (名古屋市)

西魚町（にしうおちょう）

西魚町は、愛知県名古屋市中区に位置していた地域であり、1丁目から3丁目で構成されていました。1966年（昭和41年）に実施された住居表示の変更に伴い、丸の内三丁目に編入され、その地名としての歴史を終えました。

地理

西魚町は、東側で伊勢町2丁目・3丁目、西側で御幸本町通2丁目・3丁目、南側で御幸本町通3丁目、研屋町1丁目、七間町3丁目、研屋町2丁目、呉服町3丁目、研屋町3丁目、伊勢町3丁目、そして北側で御幸本町通2丁目、七間町2丁目、呉服町2丁目、伊勢町2丁目と接していました。これらの町々に囲まれた地域でした。

学区

西魚町は、以下の学区に属していました。

高等学校: 尾張学区
中学校: 名古屋市立丸の内中学校
小学校: 名古屋市立名城小学校

人口

西魚町の人口は、国勢調査によって記録されていますが、具体的な数値は資料によって確認が必要です。

歴史

地名の由来

西魚町の地名は、その地域がかつて魚市場や料理店が多かった魚の棚筋の一部であり、その西側に位置していたことに由来します。この名前は、町の歴史と特徴を物語っています。

沿革

西魚町の歴史は、以下の通りです。

1871年（明治4年）9月29日：魚の棚筋（永安寺町）の一部が分割され、西魚の棚町として成立しました。
1876年（明治9年）：西魚の棚町は、西魚町と改称されました。
1878年（明治11年）12月28日：名古屋区の成立に伴い、名古屋区西魚町となりました。
1889年（明治22年）10月1日：名古屋市の成立に伴い、名古屋市西魚町となりました。
1908年（明治41年）4月1日：東区の成立に伴い、東区西魚町となりました。
1944年（昭和19年）2月11日：栄区の成立に伴い、栄区西魚町となりました。
1945年（昭和20年）11月3日：栄区の廃止に伴い、中区西魚町となりました。
1966年（昭和41年）3月30日：住居表示の実施に伴い、中区丸の内三丁目に編入され、西魚町としての歴史を終えました。

人物

西魚町にゆかりのある人物として、伊藤観魚が挙げられます。詳細については、別途資料をご確認ください。

脚注

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参考文献

国土地理院 編『1:10,000 地形図 名古屋東北部』国土地理院、1956年11月30日。
名古屋市総務局企画室統計課 編『昭和31年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1957年。
名古屋市総務局企画部統計課 編『昭和41年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1967年。
福岡清彦『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年、991頁。ISBN 4-04-001230-5。
名古屋市計画局 編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。

関連項目

名古屋市の地名

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