谷山駅 (京畿道)

谷山駅

谷山駅（コクサンえき）は、韓国の京畿道高陽市にある鉄道駅です。この駅は韓国鉄道公社（KORAIL）が運営しており、具体的には京義線に位置していますが、実際には広域電鉄の京義・中央線と西海線のみが停車します。駅番号は、京義・中央線ではK323、西海線ではS10です。

駅構造

谷山駅は地上に2面2線を持つ相対式ホーム構造で、駅舎は橋上に設置されています。将来的に4線に拡張できるように、外側に十分なスペースが確保されています。出入口は駅の西側に位置する1番と東側に位置する2番の2ヶ所があります。

利用状況

この駅は、通勤列車が運行されていたころは乗客数が非常に少なく、2008年には年間利用者数がわずか50人、一日あたり0.15人という状態でした。しかし、京義電鉄線の開業以降、利用者数は急増し、日間の平均利用者数は約1000倍から2000倍にまで達しました。2009年の統計によると、開業日から年末までの184日間には平均的な利用者数が記録されています。

駅周辺

谷山駅周辺にはいくつかの注目すべき施設があります。まず、白石公園がありますが、ここは地元の人々にとって憩いの場となっています。また、高陽熱併合発電所も駅の近くに位置しており、地域のエネルギー供給に重要な役割を果たしています。

歴史

谷山駅の歴史は1967年に遡ります。当初は京義線の開通に伴って臨時ホームで営業を開始しましたが、1968年には臨時ホームが廃止され、無配置の簡易駅に移行しました。その後、2008年には電鉄化工事のため一時的に旅客営業が休止され、代替バスが運行されることになりました。2009年には京義電鉄線が開業し、再び旅客営業を再開しました。そして、2023年8月26日には西海線の大谷駅から一山駅間の延長が開通し、谷山駅が開業しました。

隣の駅

谷山駅は、京義・中央線と西海線の交差点に位置し、それぞれの路線において隣接する駅があります。京義・中央線では白馬駅（K324）と大谷駅（K322）の間に位置し、西海線では白馬駅（S09）と大谷駅（S11）との間に位置しています。

脚注

谷山駅についてのさらなる情報は、韓国鉄道公社の公式ウェブサイトや関連資料から確認できます。さらに、ウィキメディア・コモンズにも谷山駅に関する情報が掲載されています。

このように、谷山駅は近年利用者が増え続けており、周辺施設やその歴史からも多くの魅力を持った駅であることがわかります。

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