豪渓駅

豪渓駅 (ごうけいえき)

豪渓駅は、岡山県総社市宍粟に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）伯備線の駅です。駅番号はJR-V08。風光明媚な豪渓の最寄駅として知られていますが、実際には駅から北へ約8kmの距離があります。

歴史

1925年（大正14年）2月17日：伯備南線（現・伯備線）倉敷駅 - 宍粟駅（現在の豪渓駅）が開通。終着駅として開業。
1925年（大正14年）5月17日：伯備南線が美袋駅まで延伸し、途中駅となる。
1928年（昭和3年）10月25日：伯備南線が伯備線の一部となり、豪渓駅もその所属となる。
1935年（昭和10年）5月16日：宍粟駅から豪渓駅に改称。
1963年（昭和38年）4月1日：貨物の取り扱いを廃止。
1971年（昭和46年）10月1日：荷物扱いを廃止し、無人駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
2006年（平成18年）3月31日：駅前の個人商店での委託発券（簡易委託）を終了し、完全な無人駅となる。
2007年（平成19年）6月30日：ICOCA対応の簡易型自動改札機を設置。
2007年（平成19年）9月1日：ICカード「ICOCA」が利用可能になる。
2017年（平成29年）1月24日：当駅発車直後の普通列車が車輪止めに乗り上げ脱線する事故が発生。
2018年（平成30年）7月6日 - 13日：豪雨の影響で営業を休止。7月14日から7月31日まで岡山駅 - 当駅間で折り返し運転を実施。

駅構造

2面3線の地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有しています。駅舎は単式ホーム1番のりば側にあり、島式ホーム2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。

倉敷駅が管理する無人駅で、駅舎内には簡易型自動改札機が設置されています。ICOCAの利用が可能です。

のりば

付記事項

上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばです。2番のりばは上下共用の待避線（中線）ですが、現在は新見方面のみに使用されています。主に夕方から夜間にかけて特急列車が通過待ちを行う際に使用されます。

2018年7月の豪雨時には、岡山駅 - 当駅間で折り返し運転が行われました。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

(具体的な乗車人員データは省略)

駅周辺

駅は国道180号線沿いに位置していますが、駅舎は国道とは反対側に面しています。駅舎側にはタクシー会社や駐在所、民家が多くあります。駅の東側には蒔田広孝の記念碑があります。国道側には田畑が広がっていますが、駅付近には物流業の事務所があります。

駅名の由来となった景勝地「豪渓」は、駅からやや離れた場所に位置しています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

■ 伯備線

総社駅 (JR-V07) - 豪渓駅 (JR-V08) - 日羽駅 (JR-V09)

外部リンク

* 豪渓駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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