赤坂駅 (東京都)

赤坂駅の概要

赤坂駅（あかさかえき）は、東京都港区赤坂五丁目に位置する東京メトロ千代田線の駅です。この駅は駅番号C 06を持ち、特にTBS放送センターの近くにあることから、副駅名として「TBS前」が付与されています。周辺には赤坂見附駅があり、こちらも千代田区との境界付近に位置していますが、赤坂見附駅の方が先に開業しています。赤坂駅は千代田線の単独駅であり、赤坂見附駅との乗り換えができないのが特徴です。ただし、両駅は徒歩でアクセス可能です。

歴史

赤坂駅の開業に至るまでの歴史は、次の通りです。1962年、都市交通審議会による「東京8号線」の計画が議論され始めました。1964年には、この路線が東京9号線に変更され、その後姿勢を決めたことが発表されました。そして、1972年10月20日に赤坂駅が開業しました。その後、2004年に営団地下鉄が民営化され、赤坂駅も東京メトロに移行しました。2007年からはICカード「PASMO」が利用可能となり、さらには2018年に発車メロディも導入されました。

駅の構造

赤坂駅は、島式ホーム1面2線を持つ地下駅です。隣接する乃木坂駅や国会議事堂前駅同様、ホームは曲線を描いています。これにより、以前は駅員が車掌に合図を送る必要がありましたが、2022年にその業務は廃止されました。ホームから一ツ木通り方面の改札口へは階段やエスカレーター、エレベーターが設置されていますが、乃木坂方面の改札口にはエレベーターがありません。

発車メロディ

2018年10月27日より、赤坂駅ではスイッチ制作の独自の発車メロディが採用されています。1番線では福嶋尚哉作曲の「ペリドット」、2番線では塩塚博作曲の「きっと、また会える」が流れます。

利用状況

2023年度のデータによると、赤坂駅の1日平均乗降人員は74,174人で、東京メトロの駅の中では50位となっています。他の路線と接続しないにもかかわらず、高い乗降数を維持しています。近年の利用状況を示すデータも提供されていますが、詳細は新たに確認が必要です。

駅周辺の施設

赤坂駅の周辺には多くの教育機関や文化施設があります。例えば、港区立赤坂小中学校や東京都立日比谷高等学校、氷川神社や日枝神社、そしてTBSの様々な関連施設も近隣に位置しています。さらに、ホテルやオフィスビルも多く、観光客やビジネスマンにとって便利なロケーションとなっています。

バス路線

赤坂駅前には、東京都道413号赤坂杉並線に面したバス停があります。ここではフジエクスプレスによるバスが利用可能で、港区のコミュニティバス「ちぃばす」も運行されています。

近隣の駅

赤坂駅の隣には、乃木坂駅（C 05）と国会議事堂前駅（C 07）があり、千代田線の利用者には便利な位置関係にあります。

このように、赤坂駅は多様な施設や特徴を持つ駅で、周辺環境とのアクセスも良好です。

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