越後天然ガス

越後天然ガス株式会社

越後天然ガス株式会社は、新潟県新潟市秋葉区に本社を構える、地域に根ざしたエネルギー企業です。一般ガス導管事業者、ガス小売事業者、そして小売電気事業者として、新潟県のエネルギー供給を支えています。

事業概要

同社は、主に秋葉区新津地区を中心に、江南区横越地区、五泉市、南蒲原郡田上町の一部を営業区域としています。都市ガスの供給件数は合計34,163件に及び、地域のお客様の生活を支えています。

供給する[都市ガス]]の特徴は、石油資源開発から仕入れた新潟県産の国産天然ガスを主体としている点です。それに輸入液化天然ガス]を混合することで、安定的な供給を実現しています。国産[[天然ガスの比率が高いため、輸入LNGに依存する他地域と比較して、ガス料金が比較的安価に設定されています。

新潟市およびその近郊においては、越後天然ガスが都市ガスを供給している区域は限られており、その他の区域では北陸ガス、白根ガス、蒲原ガス、新発田ガスといった他社がそれぞれの地域を担当しています。

越後天然ガスは、災害に強い溶接接合による鋼管・ポリエチレン管施工を優先し、低圧導管に対しても電気防食を行うなど、安定供給を最重要視しています。安全対策にも力を入れており、地域の皆様が安心してガスを利用できるよう努めています。

近年では、エネルギーミックスによるカーボンニュートラル実現に向けた取り組みも積極的に進めています。その一環として、メガソーラー事業への参入や、新電力会社「えちてん電気」を設立し、再生可能エネルギーの普及にも貢献しています。

沿革

越後天然ガスの歴史は古く、1932年8月の中蒲瓦斯株式会社設立に遡ります。その後、合併や商号変更を経て、現在の越後天然ガス株式会社となりました。以下に主な沿革をまとめます。

1932年8月 - 中蒲瓦斯株式会社設立
1936年9月 - 新津天然瓦斯株式会社を吸収合併
1947年1月 - 越後天然瓦斯株式会社に商号変更
1964年7月 - 越後天然ガス株式会社に商号変更
1978年10月 - 天然ガスの受入先を帝国石油（現INPEX）から石油資源開発に変更
2004年4月 - 小須戸町（現新潟市秋葉区）の公営ガス事業を譲り受ける
2005年5月 - 五泉本社･新津営業所を新津供給所内に移転統合
2009年12月 - 供給ガス種を12Aから13Aに変更
2013年10月 - メガソーラー事業に着手
2015年4月 - サステナビリティ経営に転換
2016年7月 - 地域WEBマガジン「cocomo」の掲載開始
2018年10月 - 新潟市と「SDGs」締結
2018年10月 - 新潟市秋葉区と「エネルギーの面的利用(スマートグリッド)」締結
2018年12月 - 五泉こども食堂オープン
2019年4月 - 新潟市秋葉区公共施設に対する電力供給開始
2021年3月 - 「えちてん電気」設立、電力供給開始
2021年6月 - 暮らしのお役立ち情報コラム･ガス器具通販サイト「モアモアショップ」の掲載開始
2021年10月 - カーボンニュートラルに向けた「秋葉区みらい会議」開始
2022年8月 - 秋葉本 五泉本を発行
2023年10月 - 制服(作業服)をリニューアル

地域との連携

越後天然ガスは、エネルギー供給だけでなく、地域社会への貢献も重視しています。地域WEBマガジン「cocomo」を通じて地域の魅力を発信したり、五泉こども食堂をオープンするなど、地域に根ざした活動を積極的に行っています。また、新潟市との間でSDGsに関する協定を締結するなど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも推進しています。

外部リンク

越後天然ガス株式会社
モアモアショップ(WEB)
モアモアショップ(X)
cocomo
* cocomo(instagram)

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