近藤守

近藤 守のゴルフ人生

近藤守（こんどう まもる、1949年5月9日生まれ）は、千葉県に生まれ育ったプロゴルファーです。彼のゴルフキャリアは、22歳の時に中央工学校を卒業した後に始まりました。1975年にプロの世界に足を踏み入れ、その後多くの大会での成功を収めることになります。

初期のキャリア

近藤は1976年のサントリーオープンで初日を好スタートし、尾崎将司や小林富士夫、宮本省三とともに4アンダー68という素晴らしいスコアを記録し、5位タイでスタートしました。この大会は、彼のゴルフ人生における第一歩を象徴する出来事となりました。

1987年には茨城オープンでプロ初勝利を果たし、この勝利は彼にとって非常に大きな意味を持ちました。続く1988年にはハワイパールオープンで多くの有名選手と競り合い、10位タイに入賞。さらに同年のペプシ宇部オープンでは、初日に67という素晴らしいスコアをマークし、2日目にも68を記録して通算9アンダー135で首位タイに並びます。

最終日、近藤は15番までに3バーディーを獲得し、11アンダーで単独首位に立つ場面も見せました。しかし、16番でボギーを打ってしまい、倉本昌弘に並ばれるも、最後のホールで感動的なバーディーパットを決め、見事にプロ2勝目を飾ります。この勝利により、彼はプロ14年間で獲得した金額に相当する900万円の賞金を手にしました。

引退とシニア転向

1988年にはかながわオープンでも初日69を記録し、好成績でスタートを切ります。その後も1994年6月にはミニツアーに出場し、プレーオフを経て惜しくも2位に終わるも、そのプレーオフは彼にとって緊張感溢れる貴重な体験となったことでしょう。

1998年をもってレギュラーツアーから引退し、1999年にはシニアツアーに転向します。シニアとしても、2000年に参加したN.CUPシニアオープンでは青木功と共に戦い、2位の実績を残します。また、2001年にはオールドマンパーシニアで8位タイに入賞し、シニアゴルファーとしての存在感を示しました。

2010年には日本プロシニアで最後の競技を経てシニアツアーから引退し、その後は平岡牧場サンバレーや勝浦東急ゴルフコースにおいてレッスンを担当しています。彼のゴルフに対する情熱は、今後のゴルファーたちに新たな道筋を与えることでしょう。

主な優勝成績

• - 1987年: 茨城オープン
• - 1988年: ペプシ宇部

近藤守は長年の努力と情熱によって、多くのゴルフファンに愛される選手です。彼の成功と経験は、新たな世代のゴルファーにとって、素晴らしい教材となるでしょう。

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