岩手県下閉伊郡山田町にある
道の駅やまだは、
国道45号沿いに位置する人気のスポットです。愛称は、
山田町で盛んなカキ養殖と「おいでよ」の意味を込めた「おいすた」で、親しみやすい名前で地元の人々や観光客に愛されています。
歴史
1999年5月に船越地区で開業し、同年8月に
道の駅として登録されました。2011年の
東日本大震災では、発災から1週間で営業を再開し、被災した住民にとって食料や日用品の供給拠点として重要な役割を果たしました。しかし、旧施設は手狭であったことや、
三陸沿岸道路のインターチェンジから離れていることが課題でした。
2021年に
三陸沿岸道路が全線開通したことを機に、インターチェンジ近くへの移転が計画されました。山田インターチェンジ付近の旧県立山田病院跡地が新たな場所として選ばれ、2023年
7月23日にグランドオープンしました。新施設は、従来の
道の駅機能に加え、観光物産館「とっと」の機能も集約し、旧施設の約4倍の広さとなる1,711
平方メートルの床面積を誇ります。旧施設は「産直ひろば ふれあいパーク山田」と改称し、現在も営業を続けています。
施設
トイレ (24時間利用可能)
- - 男: 大6基、小10基
- - 女: 19基
- - 多機能: 1基
その他
- - 公衆電話: 1台
- - 公衆FAX: 1台
- - 農林水産物等展示販売施設: 産直売店「オイストア」
- - レストラン: 「うみっぷく」(ラストオーダー16:30)
- - 休憩コーナー
- - 緑地広場: 「かきくけ公園」
- - バス停留所(岩手県北バス)
-
高速バス「
道の駅やまだ(おいすた)」
- 「MEX宮古・盛岡」:2023年9月1日より乗り入れ開始、パーク&ライド利用可能
- 「宮古・気仙沼・仙台線(三陸
高速バス)」:2023年10月1日より乗り入れ開始
- 路線バス「
道の駅やまだ」
休館日
アクセス
周辺施設
旧施設「産直ひろば ふれあいパーク山田」
旧施設は、
山田町船越地区の
国道45号沿いに位置しており、
道の駅時代の愛称は「ふれあいパーク山田」でした。高台に位置しているため、震災の際も津波の被害を免れました。
所在地
岩手県下閉伊郡山田町船越6-141
三陸沿岸道路 山田南ICから約2km
バス停留所
停留所名は、
道の駅時代は「
道の駅やまだ」、移転後は「ふれあいパークやまだ」です。
旧道の駅時代から、
岩手県北バスが東京方面への夜行
高速バスを運行しており、移転後も継続して乗り入れています。
かつては「遠野・釜石号」も乗り入れていましたが、2020年4月9日から運休し、2024年3月31日に廃止されました。
路線バス
岩手県北バスの路線が乗り入れています。以前は
岩手県交通の路線も乗り入れていましたが、
2019年3月31日に廃止されました。当施設は、かつて
岩手県北バスと
岩手県交通の路線の境界であり、乗り換え地点として利用されていました。
関連情報
外部リンク
道の駅やまだは、地域の人々の生活を支え、観光客にとって魅力的な場所として、これからも重要な役割を果たしていくでしょう。