道の駅ウトナイ湖

道の駅ウトナイ湖

北海道苫小牧市に位置する「道の駅ウトナイ湖」（みちのえき ウトナイこ）は、主要幹線道路である国道36号線沿いに設けられた施設です。日本有数の渡り鳥の飛来地として知られる美しいウトナイ湖のほとりにあり、利用者に休息や情報提供を行うと共に、地域の魅力を発信する拠点としての役割を担っています。旅の途中の立ち寄りだけでなく、地域住民にとっても憩いの場として親しまれています。

施設概要

この道の駅は、自動車での旅行者にとって非常に便利な施設を備えています。駐車場は広く確保されており、以下のスペースが用意されています。

普通車：93台
大型車：10台
身障者用：2台

清潔で快適なトイレは24時間いつでも利用可能です。男性用は大便器2器、小便器4器、女性用は5器、そして身障者用も2器設置されており、夜間や早朝の立ち寄りでも困ることはありません。また、緊急時にも役立つ公衆電話が1台設置されています。

施設内には、様々なサービスを提供するスペースが集まっています。

観光案内所: 苫小牧市や周辺地域の最新の観光情報、イベント情報などを入手することができます。旅の計画を立てたり、地域の見どころを知るのに役立ちます。
レストラン: 食事を楽しめるスペースです。
テイクアウトコーナー: 軽食や飲み物を手軽に購入できます。
農産物・物産コーナー: 地元で採れた新鮮な農産物や、苫小牧ならではの特産品を取り揃えています。
休憩コーナー: ゆっくりと休息できるスペースです。
* 展望テラス・展望台: 道の駅の名前の由来ともなっているウトナイ湖の雄大な景色を一望することができます。特に野鳥観察には絶好のスポットです。

アクセス

道の駅ウトナイ湖は、交通の便が良い立地も大きな特徴です。国道36号線沿いにあることはもちろん、国道235号線や北海道道91号苫小牧東インター線にも近接しており、主要な道路網からのアクセスが容易です。さらに、空の玄関口である新千歳空港や、太平洋航路の拠点である苫小牧西港フェリーターミナルからも比較的短時間でアクセス可能であるため、道外や海外からの旅行者にとっても立ち寄りやすい場所にあります。

公共交通機関を利用する場合でも、道南バスの「ウトナイ湖」停留所が道の駅のすぐ近くにあるため便利です。

周辺環境

道の駅のすぐそばには、国の鳥獣保護区にも指定されており、ラムサール条約登録湿地でもあるウトナイ湖が広がっています。この湖はタンチョウやオオハクチョウをはじめとする多くの渡り鳥が飛来・繁殖する場所として知られており、自然愛好家やバードウォッチャーにとって非常に魅力的なスポットです。湖畔には環境省のウトナイ湖野生鳥獣保護センターも設置されており、湖の自然について学ぶこともできます。道の駅は、この豊かな自然環境への玄関口としての機能も果たしています。

まとめ

道の駅ウトナイ湖は、単なる休息施設にとどまらず、地域の自然や文化に触れることができる総合的な施設です。充実した設備と美しい周辺環境は、訪れる人々に快適な旅のサポートと、記憶に残る体験を提供しています。

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