小椋佳『道草』:キティレコードの幕開けを飾る名盤
『道草』(みちくさ)は、シンガーソングライター
小椋佳が
1976年6月1日に発表した8枚目のオリジナル
アルバムです。この
アルバムは、キティレコード設立の記念すべき最初の作品としてリリースされ、
小椋佳自身にとって2枚目のオリコン1位を獲得するという輝かしい記録を打ち立てました。
リリースと再発の歴史
『道草』は、その発表以来、様々な形態で再発されています。
1991年11月1日:ポリドールよりデジタル盤が発売
1994年5月21日:ポリドールより再発
2003年3月19日:ユニバーサル インターナショナルより再発
2006年10月4日:ユニバーサルJより再発
これらの再発は、時代を超えて『道草』の音楽が多くの人々に愛され続けている証と言えるでしょう。
収録曲
『道草』は、LP、CD、カセットの各フォーマットで発売され、それぞれ収録曲が若干異なります。以下に各フォーマットの収録曲をまとめました。
LP盤
A面
雨の露草に似て
スタンドスティル
私の悲しみには
誰かに背負われて
しじま
道草
B面
盆がえり
時
くぐりぬけた花水木
吐息
めまい
CD盤
雨の露草に似て
スタンドスティル
私の悲しみには
誰かに背負われて
何処から何処へ何の為に
吐息
しじま
道草
旅仕度
時
盆がえり
シクラメンのかほり
縦縞のシャツを着て
くぐりぬけた花水木
何年ぶり
めまい
カセット盤
A面
雨の露草に似て
スタンドスティル
私の悲しみには
誰かに背負われて
何処から何処へ何の為に
吐息
しじま
道草
B面
旅仕度
時
盆がえり
シクラメンのかほり
縦縞のシャツを着て
くぐりぬけた花水木
何年ぶり
めまい
参加ミュージシャンと制作スタッフ
『道草』の制作には、豪華なミュージシャンとスタッフが参加しています。
Starring:
小椋佳
Co-Starring:
星勝
ドラムス:
村上秀一、井上茂、
林立夫、高橋ユキヒロ
エレクトリックベース:
後藤次利、
小原礼
エレクトリック・ギター:
高中正義、大村憲二、
椎名和夫、
是方博邦
アコースティック・ギター:
安田裕美
キーボード:栗村稔、渡辺エジソン、富樫春生、渋井博、大原繁二、佐藤ジュン
パーカッション:
浜口茂外也、斉藤伸雄
コーラス:
シンガーズ・スリー
プロデュース:
多賀英典、
星勝
エンジニア:大野進
ミキサー:大野進、北島保則、半田克一
プロダクション・アシスタント:市川道利
カバー・アート:久下塚青蘭
デザイン:酒井治
これらの才能が集結し、『道草』は音楽史に残る名盤として、今もなお多くの人々に感動を与え続けています。
小椋佳の繊細な歌声と、豪華ミュージシャンたちの演奏が織りなす音楽世界は、聴く人の心を深く揺さぶり、忘れられない感動を与えてくれるでしょう。