金主鎬

金主鎬（キム・ジュホ、김주호、きん しゅこう、1984年12月5日 - ）は、韓国・ソウル出身の囲碁棋士です。権甲龍七段門下で、韓国棋院に所属し、九段の段位を持っています。彼は、その卓越した棋力で数々の棋戦で好成績を収めてきました。

1999年、金主鎬はプロ棋士としての第一歩を踏み出し、入段を果たしました。2000年には、早くも三星火災杯に韓国代表として出場し、国際棋戦の舞台を経験。1回戦では王煜輝に勝利したものの、2回戦で劉昌赫に敗れました。その後も着実に力をつけ、2001年に二段、2002年には三段へと昇段しました。2002年にはオスラムコリア杯新鋭連勝最強戦で準優勝を飾り、その実力を示しました。

2003年には王位戦リーグ入りを果たし、LG杯世界棋王戦では柳時熏、周鶴洋を破り、ベスト8に進出しました。この頃には、韓国国内だけでなく、国際的にも注目される棋士へと成長を遂げました。

2004年は、BCカード杯新人王戦、LG精油杯戦でベスト4に進出し、第1回電子ランド杯王中王戦では準優勝を飾りました。この準優勝は、金主鎬の棋士としてのキャリアを代表する成果の一つと言えるでしょう。2005年には王中王戦ベスト4、棋聖戦ベスト8、囲碁マスターズ帝王戦10位と、数々の棋戦で好成績を残し、韓国国内でのランキングでは14位にランクインしました。2006年には七段、2008年には八段へと昇段し、着実にキャリアを積み重ねました。

2010年、金主鎬は九段に昇段。韓国囲碁界を代表する棋士の一人としての地位を確立しました。韓国囲碁リーグでは、2004年から第一火災チームなどで活躍し、チームの勝利に貢献しました。

主な棋歴

国際棋戦
LG杯世界棋王戦 ベスト8 (2003年第8回)（○柳時熏、○周鶴洋、×李昌鎬）

国内棋戦
オスラムコリア杯新鋭連勝最強戦 準優勝 (2002年)
電子ランド杯王中王戦 準優勝 (2004年)（1-2 金成龍）

韓国囲碁リーグ
2004年（第一火災）
2005年（第一火災）
2006年（パークランド）
2007年（第一火災）
2008年
2009年（ハンゲーム）
2010年（ハンゲーム）

金主鎬は、その優れた棋力と実績で、韓国囲碁界において重要な役割を果たしている棋士の一人です。彼の今後の活躍にも期待が高まります。

外部リンク
韓国棋院「김주호(金主鎬)」
* 囲棋吧「金主镐」

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