金成龍

金成龍（キム・ソンヨン）

金成龍（キム・ソンヨン、1976年8月12日 - ）は、韓国の囲碁棋士。忠清南道出身。沖岩高等学校卒業。韓国棋院所属、九段。

経歴

天安市に生まれる。

1991年：入段
1993年：名人戦リーグ入り
1995年：帝王戦準優勝、囲碁文化賞新人賞受賞
1996年：第1回三星火災杯に出場、ベスト8進出
1997年：五段
2003年：八段
2004年：第1回電子ランド杯王中王戦白虎の部でベスト8となり、本戦トーナメントで優勝。これにより九段昇段
2005年：韓国囲碁リーグ出場、CSK杯アジア囲碁対抗戦、中韓囲碁対抗戦出場
2008年：国手戦挑戦者決定戦で睦鎮碩に0-2で敗れる

金成龍九段は、1991年に入段して以来、着実に棋力を向上させ、数々の棋戦で実績を残してきました。1996年には、第1回三星火災杯でベスト8に進出するなど、早くからその才能を発揮。2004年には、電子ランド杯王中王戦で優勝し、九段に昇段しました。この優勝は、金九段にとって初のタイトル獲得であり、その後の活躍を大きく後押しするものとなりました。

国際棋戦にも積極的に参加し、2005年には中環杯世界囲碁選手権戦でベスト8に進出。CSK杯アジア囲碁対抗戦にも韓国代表として出場しました。国内棋戦では、2008年に国手戦挑戦者決定戦に進出しましたが、睦鎮碩九段に敗れ、挑戦権獲得はなりませんでした。

また、金九段は、テレビなどのメディアにも積極的に出演し、囲碁の解説者としても活躍しています。その分かりやすく丁寧な解説は、多くの囲碁ファンから支持されており、囲碁の普及にも大きく貢献しています。

タイトル歴

電子ランド杯王中王戦 (2004年)

その他の棋歴

三星火災杯世界オープン戦 ベスト8 (1996年): ○小林覚、○武宮正樹、×依田紀基
中環杯世界囲碁選手権戦 ベスト8 (2005年): ○林海峰、×依田紀基
CSK杯囲碁アジア対抗戦 (2005年): 0-3（×張栩、×結城聡、×胡耀宇）
帝王戦 準優勝 (1995年): 0-2 曺薫鉉
韓国囲碁リーグ: 2005〜08年（ハンゲーム）
中国囲棋乙級リーグ戦: 2005年（杭州棋院濱江）

外部リンク

* 韓国棋院「김성룡(金成龍)」

もう一度検索