金仁泰

金仁泰：韓国プロ野球の外野手

金仁泰（キム・インテ、韓国語：김인태）は、1994年7月3日生まれの韓国プロ野球選手で、外野手としてプレーしています。彼は慶尚北道浦項市出身で、2013年に斗山ベアーズからプロ入りしましたが、その年に一軍出場はありませんでした。

経歴

金は2014年に兵役のため警察野球団に契約し、その後2015年に除隊して斗山に復帰しました。復帰後の2016年、彼はプロ初出場を果たしましたが、主力選手である金宰煥や閔炳憲の存在もあり、レギュラーには定着できず、14試合で48打数3安打という結果でシーズンを終えました。

2017年4月9日、ネクセン・ヒーローズ戦でプロ初のホームランを記録しましたが、この年も31試合出場にとどまり、43打数8安打、2本塁打という成績でした。2018年には閔炳憲のFA移籍の影響でバックアップ外野手としての役割が増し、徐々にチャンスが増加しました。

2019年には一軍への登録が後半で行われ、8月11日の三星ライオンズ戦では同点ホームラン、9月19日にはダブルヘッダーで先制ホームランを記録し、チームの勝利に貢献しました。また、10月1日のNCダイノス戦では重要な場面でタイムリースリーベースを放ち、斗山のリーグ優勝に寄与しました。

同年の韓国シリーズの2次戦でも、同点に導く犠牲フライで活躍し、チームはさよなら勝利を収めました。

2020年6月17日にはハンファ・イーグルス戦で人生初の一塁手として出場し、2022年4月7日には中堅手としての出場を果たしました。しかし、同年は怪我に悩まされる時期もあり、特に打撲やハムストリングの故障で二軍に降格することがありました。

プレースタイル・人物

金仁泰は身体的には特別に恵まれてはいませんが、強力な手首を持つパワーヒッターとしての才能があります。高校時代には145km/hのストレートを投げる左腕投手としても注目されていました。彼はドラフト時に安定的にプロで活躍できる選手として評価されていました。

また、趣味は読書で、同僚の李有燦は高校の後輩にあたるものの、年齢差が4歳で実際にプレーしたことはないとのことです。彼は三星ライオンズとの打撃相性が良いものの、私生活では三星ライオンズのファンであることが多少皮肉な状況になっています。

年度別打撃成績

彼の背番号は、プロ入り当初57番から始まり、2016年から2023年にかけて39番、2024年以降は33番を着用しています。金仁泰選手は、これからも韓国プロ野球を代表する選手として成長し続けることが期待されており、さらなる活躍が待たれます。

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