金延幸子

金延幸子（かねのぶ さちこ）

大阪府出身のアメリカ在住フォークシンガー、女性シンガーソングライターの草分け的存在。
元宝塚[[歌劇団]]花組主演男役スターの淀かほるは実姉。

略歴

1968年、京都で開催されたフォークキャンプに参加。「まま子」をソロで、「アリス」を真崎義博と歌い、その模様は音源化されている。フォークキャンプから生まれた音楽ユニット「フォークキャンパーズ」の一員としても活動。

1969年から1970年にかけて、中川イサト、瀬尾一三、松田幸一らと「愚」として活動。高石事務所の東京移転に伴い、「愚」は活動を休止。1971年にソロデビュー。当時、「日本のジョニ・ミッチェル」とも呼ばれ、国内における女性シンガーソングライターの先駆けとなる。

1972年、細野晴臣プロデュースによる1stアルバム『み空』を発表。その後、アメリカのロック評論家ポール・ウィリアムズと結婚し渡米。二児をもうけるが離婚。結婚生活中には、夫と親密な関係にあったSF作家フィリップ・K・ディックとも交流があり、金延の自主制作盤をディックがプロデュースした。

1993年、20年ぶりにアルバム『SEIZE FIRE』をSACHIKO & CULTURE SHOCK名義で発表し、日本の音楽シーンに復帰。

2005年、『み空』が「でかジャケ」盤として再リリース。

2008年、『み空 <エレック/URC復刻プロジェクト2009>』が発売。

2018年、東京で45周年記念ライブ「Makoto Kubota presents Sachiko Kanenobu's MISORA 金延幸子 45年目の“み空”」を開催。ラジオ番組「Baracan Beat」にも出演。

2020年、日本ツアーが予定されていたが、新型コロナウィルスの影響で延期。

2023年、久保田麻琴プロデュースによるアルバム『Fork In The Road』が再発売。同年12月には来日公演を行い、ラジオ番組「Daisy Holiday」にも出演。

ディスコグラフィ

シングル

(記述なし)

アルバム

み空 (1972年)
SEIZE FIRE (1993年)
Fork In The Road (2023年)

脚注

注釈

(記述なし)

出典

1972年、ほぼ同時期に細野晴臣と大瀧詠一の両プロデュースに愛された伝説的なアーティスト金延幸子。
エイベックスのサイト - ウェイバックマシン（2011年8月10日アーカイブ分）

外部リンク

(記述なし)

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