松田幸一

松田幸一（まつだこういち）

松田幸一（1947年4月15日 - ）は、富山県魚津市出身のハーモニカ奏者であり、その愛称は「アリちゃん」として親しまれています。彼の音楽キャリアは、1969年に中川イサト、瀬尾一三、金延幸子らと結成した伝説的なグループ「愚」での活動から始まりました。

「愚」解散後は、スタジオ・ミュージシャンとして30年以上にわたり、数々の著名なアーティストのレコーディングやライブに参加し、その作品数は100を超えると言われています。彼のハーモニカの音色は、様々なジャンルの音楽に彩りを添え、多くの人々の心に響いています。

ソロ・アーティストとしても精力的にライブ活動を続けており、その独自の音楽世界を表現しています。また、ラストショウ、そして1972年に結成されたアーリータイムスストリングスバンドのメンバーとしても活動し、多様な音楽性でファンを魅了しています。

ディスコグラフィー

アルバム

VOICE OF HARMONICA（1996年3月）
SILK TOUCH（1996年） - 2007年再発
Harmonica Paradise（2002年6月）
Harmonica a la mode（2008年1月）
Popity Pop（2009年8月）

主な参加作品

泉谷しげる：「黄金狂時代」（1974年）、「ライブ!!泉谷　王様たちの夜」（1975年）
荒井由実：「COBALT HOUR」（1975年）
アグネス・チャン：「MeiMei いつでも夢を」（1976年）
Original Love|Original_Love：『風の歌を聴け』（1994年）、『RAINBOW RACE』（1995年）、『Desire』（1996年）、『ELEVEN GRAFFITI』（1997年）
金延幸子：「Fork in the Road」（1998年）
カーネーション：「It's a Beautiful Day」（1995年）
木之内みどり：「グッド・フィーリング」（1976年）
キリンジ：「KIRINJI RMX 2」（2002年）
KinKi Kids：「情熱」（2001年）
GONTITI：「SUNDAY MARKET」、「冬の日本人」、「無能の人」、「Red Box」
ZABADAK：「遠い音楽」（1990年）
サニーデイ・サービス：『MUGEN』（1999年）
さだまさし：「家族の肖像」（1991年）
佐藤GWAN博：「青空」、「星空」、「おやすみお月さん」
鈴木慶一とムーンライダース：「火の玉ボーイ」（1976年）
高田渡：「渡」、「日本に来た外国詩 . . . 。」、「タカダワタル的」
高橋幸宏：「Lifetime,Happy Time 幸福の調子」（1992年）他多数
竹中直人：「MERCi BOKU」（1999年）
T.M.Revolution：「The Force」（1999年）
中川イサト：「SAYONARA」、「1970年」、「律とイサト」
中島みゆき：「時代-Time goes around-」（1993年）
なぎら健壱：「街の風になって」（1974年）
パール兄弟：「六本木島」、「大ピース」
はっぴいえんど：「ライヴ・はっぴいえんど」（1973年）
ヒックスヴィル：「空色模様」、「Sunset_Blvd.」
福山雅治：「f」（2001年）
古井戸：「酔醒」（1975年）
堀内孝雄：「あいつが死んだ晩」（1978年）
堀江由衣：「水たまりに映るセカイ」（「着心地の悪い恋なんて 」のみ参加）（2000年）
南こうせつ：「こんな静かな夜」他多数
山本耀司：「Compulsion/Yohji Yamamoto Collection Music」（1991年）
山根康広：「DESTINY」（1994年）他多数
ロッテンハッツ：「SUNSHINE」、「SMILE」



松田幸一は、ハーモニカという楽器を通して、様々な音楽の風景を描き続けています。彼の音楽は、世代を超えて多くの人々に愛され、これからもその音色は響き続けるでしょう。

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