金融庁総合政策局

金融庁 総合政策局について

総合政策局は、金融庁の筆頭部局として、組織全体を統括する重要な役割を担っています。他省庁における官房に相当する機能を持ち、金融行政の戦略立案や総合調整を主導しています。

沿革

2018年、従来の総務企画局を廃止し、金融行政における戦略立案機能と総合調整機能を強化するために、新たに総合政策局が設置されました。この改編により、金融庁の政策立案能力が向上し、より効果的な行政運営が実現されています。

組織

総合政策局は、以下の組織で構成されています。

総括審議官
公文書監理官を兼務
政策立案総括審議官
国際総括官
審議官
参事官
秘書課
総務、人事、服務、研修、図書館の運営などを担当
管理室
機構・定員、予算、会計、福利厚生などを担当
情報化統括室
情報システムの整備および管理などを担当
総務課
総合調整、情報公開・個人情報保護、国会対応、広報、財務局等との連絡調整、官報掲載、行政訴訟、課徴金に関する審判事務などを担当
総合政策課
総合的かつ基本的な方針その他の政策の企画・立案・実施の総括、金融知識普及、税制に関する事務の総括、政策評価、金融に関する調査・研究などを担当
リスク分析総括課
金融システムや複数の金融機関等に共通するリスクの状況・動向に関する調査・分析の総括、包括的または専門的な調査・分析・検査などを担当
国際政策管理官
フィンテック参事官
コンダクト監理官
ITサイバー・経済安全保障監理官
検査監理官
マクロ・データ分析参事官
総合政策局長

主な業務

総合政策局は、金融行政に関する幅広い業務を担っています。

組織運営: 人事、総務、研修、福利厚生などの組織運営に関わる業務を行います。
政策立案: 金融政策に関する総合的かつ基本的な方針を策定し、実施を統括します。税制に関する事務も担当します。
国際連携: 国際的な金融政策に関する情報収集や国際機関との連携を行います。
リスク分析: 金融システムのリスクを分析し、金融機関の健全性確保に努めます。
広報: 金融庁の政策を広く社会に周知するための広報活動を行います。
情報システム: 金融庁内の情報システムの整備と管理を行います。
調査・研究: 金融に関する調査・研究を行い、政策立案に役立てます。

まとめ

総合政策局は、金融庁の中核として、金融行政の円滑な運営に不可欠な存在です。金融政策の企画・立案から実施、組織運営、国際連携、リスク分析まで、幅広い業務を担い、日本の金融システムの安定と発展に貢献しています。

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