金野俊美

金野俊美（こんのとしみ）は、1937年5月27日に生まれ、2010年9月27日に亡くなった日本の大蔵官僚です。東京都目黒区自由が丘に居住していました。

生涯

岩手県水沢市出身で、東京大学経済学部経済学科を卒業後、1963年4月に大蔵省に入省しました。最初の配属先は関税局総務課でした。その後、1969年7月には左京税務署長に就任しています。

1977年7月には主計局主計官補佐（通商産業第一、二係主査）となり、1979年7月には熊本県企画開発部長として地方行政にも携わりました。1987年6月には証券局総務課長、1988年6月15日には大臣官房審議官（大臣官房担当）に就任するなど、キャリアを重ねていきました。1989年6月には銀行局検査部長、1991年6月11日には印刷局長を務め、1992年6月26日に大蔵省を退官しました。

退官後は実業界に転身し、1992年7月には石油公団理事、2001年6月にはヒメノ株式会社の社長に就任しました。その後、同社の取締役会長を務めました。

2010年9月27日、気道内出血のため、その生涯を閉じました。

略歴

以下に、金野俊美の主な略歴をまとめます。

1963年4月：大蔵省入省（関税局総務課）
1965年5月：名古屋国税局調査査察部
1966年4月：大臣官房調査企画課
1967年4月：証券局総務課
1969年7月：左京税務署長
1970年7月：関税局付（外務研修）
1971年5月：外務省在ベルギー日本大使館二等書記官
1974年1月：外務省在ベルギー日本大使館一等書記官
1975年7月：大臣官房調査企画課長補佐
1977年7月：主計局主計官補佐（通商産業第一、二係主査）
1979年7月：熊本県企画開発部長
1981年7月：大臣官房参事官（岩崎大臣官房審議官室）
1984年6月：証券局資本市場課長
1986年6月：証券局業務課長
1987年6月：証券局総務課長
1988年6月15日：大臣官房審議官（大臣官房担当）
1989年6月：銀行局検査部長
1991年6月11日：印刷局長
1992年6月26日：退官
2009年4月：瑞宝中綬章受章

金野俊美は、大蔵官僚として長年にわたり日本の経済政策に携わり、退官後も実業界で活躍した人物です。その功績は多岐にわたり、日本の発展に大きく貢献しました。

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