鈴木信達

鈴木信達：総合格闘技と行政書士の二刀流

鈴木信達（すずき のぶたつ）は、1977年9月16日生まれ、東京都出身の男性総合格闘家であり、行政書士としても活動しています。初代ONE FC世界ウェルター級王者という輝かしい実績を持ちながら、都内に事務所を構える異色の経歴の持ち主です。

格闘技への道

15歳の頃、喧嘩に敗れたことをきっかけに、極真会館城西支部三和道場で極真空手の稽古を始めました。1994年、当時空手家として著名だった市原海樹がUFCで敗北したことに触発され、総合格闘技への関心を深めます。空手の全日本大会にも出場しましたが、満足のいく結果を残すことができず、自身の将来に不安を感じ始めます。その後、在日米軍基地、金融機関、バーなどで働きながら、総合格闘技と空手の練習に励む日々を送りました。

プロ格闘家としての活躍

2005年、ZSTでプロ総合格闘家としてデビュー。長年の鍛錬の成果を発揮し、着実にキャリアを積み重ねていきます。2013年11月12日には、ONE FC 12でアダム・カユーンとの王者決定戦が予定されていましたが、カユーンの負傷欠場により、代役のヴィトー・ピントとの対戦に変更。しかし、ピントも大会前日のメディカルチェックで失格となり、試合は幻となりました。その試練を乗り越え、2014年3月14日、ONE FC 14のウェルター級王者決定戦でブロック・ラーソンと対戦。激戦の末、判定勝ちを収め、見事初代ONE FC世界ウェルター級王者に輝きました。しかし、2014年8月29日、ONE FC 19でベン・アスクレンと対戦し、1ラウンドTKO負けを喫し、王座陥落となりました。

戦績と獲得タイトル

鈴木信達は、数々の激戦を繰り広げてきました。その中で、以下のタイトルを獲得しています。

第1回MACカラテチャレンジチャンピオンシップ2001重量級 優勝
清武会秋季トーナメント茶・黒帯の部 優勝
清武会第5回全日本ウェイト制空手道選手権大会 無差別級 3位
初代ONE FC世界ウェルター級王座

総合格闘技と行政書士の二刀流

鈴木信達は、総合格闘家としての活動に加え、行政書士としても都内に事務所を構え活躍しています。格闘技で培った精神力と、行政書士としての知性を兼ね備え、多方面でその才能を発揮しています。

まとめ

鈴木信達は、空手から総合格闘技の世界へと進み、初代ONE FC世界ウェルター級王者にまで上り詰めた実力者です。また、行政書士としても社会に貢献しており、その多才な活動は多くの人々に勇気と希望を与えています。彼の今後の活躍から目が離せません。

関連情報

男子総合格闘家一覧
ONE FC王者一覧
空手家一覧

外部リンク

SHERDOG 選手データ

もう一度検索