鈴木隆司

鈴木隆司

鈴木隆司（すずき たかし）は、兵庫県神戸市出身の眼科医であり、馬主としても知られる人物です。現在は神戸市灘区にある鈴木眼科クリニックの院長を務めています。

プロフィール

出身地：兵庫県神戸市
職業：眼科医、馬主
最終学歴：川崎医科大学医学部卒
勤務先：鈴木眼科クリニック院長

馬主としての活動

鈴木隆司は、日本中央競馬会（JRA）に登録する馬主としても広く知られています。特徴的な勝負服は、黒と白の縦縞に袖赤一本輪というデザインで、これは熱狂的なファンである阪神タイガースと、イタリアのサッカーチーム・ユベントスのユニフォームをモチーフにしたものです。また、「白黒はっきりさせたい」という性格や、妻のラッキーカラーが赤であることも、この配色を選んだ理由とされています。

所有馬の冠名には、娘の名前から取った「カレン」を使用しています。

幼少の頃から馬が好きで、母親に連れられてよく園田競馬場に通っていました。騎手を志した時期もありましたが、小学校6年生で身長が160cm近くまで伸びたため断念。その後、馬主になることを目標とし、そのために医師を目指したという異色の経歴を持っています。

エピソード

鈴木の所有馬を応援する「桜馬会」というファンクラブがあり、小学校時代の同級生が会長を務めているそうです。

1990年に岡山県の病院に勤務していた際、結婚することになりました。しかし、当時はまだボーナス支給前で結納金が不足していたため、同年の宝塚記念の枠連に給料を全額つぎ込んだという逸話があります。見事的中し、帯封付きの結納金を納めることができたそうです。

冠名の由来となった娘は、競馬にはあまり興味がないそうですが、幼い頃から鈴木の影響で競馬場のファンファーレを聞き分けられるようになったそうです。

来歴

1998年または2000年：馬主資格を取得
2000年：カレンカブリオールが2歳新馬戦で勝利し、初勝利を飾る
2011年：カレンチャンが阪神牝馬ステークスを制し、重賞初制覇。同年のスプリンターズステークスも制覇し、GI級競走初制覇を達成。このレースが自身にとって初のGI挑戦でした。

主な所有馬

GI級競走優勝馬

カレンチャン：2011年阪神牝馬ステークス、函館スプリントステークス、キーンランドカップ、スプリンターズステークス、2012年高松宮記念
カレンブラックヒル：2012年ニュージーランドトロフィー、NHKマイルカップ、毎日王冠

重賞競走優勝馬

カレンミロティック：2013年金鯱賞

その他の所有馬

カレンブーケドール
カレンモエ
カレンシュトラウス

参考文献

『週刊競馬ブック』2011年10月23日号
芦谷有香「芦谷有香のオーナーサロン vol.387 カレンチャンでスプリンターズSを制した鈴木隆司氏インタビュー」

外部リンク

鈴木眼科クリニック
* 鈴木眼科クリニック | 六甲本通商店街

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