錦江区

錦江区（きんこうく）

錦江区は、中華人民共和国四川省成都市に位置する市轄区であり、成都市を構成する五つの主要な区の一つです。成都市の中心市街地に位置し、市内でも特に重要なエリアとして知られています。

歴史

錦江区の歴史は古く、唐代の643年に成都県東部に蜀県が設置されたことに始まります。その後、758年には華陽県と改称されました。1921年には、成都、華陽両県が合併し成都市政公所が成立、1928年に成都市が省轄市に指定されると華陽県城区も成都市の管轄となりました。1953年に東城区が成立し、1955年には望江区が編入されました。1990年12月には東城区が廃止され、その大部分の地域に錦江区が新設されました。

行政区画

錦江区は、以下の11街道を管轄しています。

春熙路街道
書院街街道
錦官駅街道
牛市口街道
沙河街道
東湖街道
獅子山街道
皇経楼街道
交子街道
成竜路街道
三聖街道

教育

錦江区には、以下の大学があります。

四川師範大学

経済

錦江区は、成都市内でも有数の商業地区であり、多くの商業施設が集積しています。

イトーヨーカ堂春熙路店
成都伊勢丹

成都市最大の繁華街である春熙路を有し、多くの人々で賑わっています。

交通

錦江区内には、以下の鉄道駅があります。

成都軌道交通
成都地下鉄1号線（錦江賓館駅）
成都地下鉄2号線
成都地下鉄4号線
成都地下鉄7号線（環状線）（獅子山駅、四川師大駅、琉璃場駅）

これらの鉄道駅は、区内の主要な交通手段として利用されており、区内外へのアクセスを円滑にしています。

健康・医療・衛生

錦江区には、以下の医療機関があります。

成都市公共衛生臨床医療中心

関連項目

四川料理
四川盆地、成都平原
四川大地震
成渝経済区
* 在重慶日本国総領事館（管轄区域：重慶市・四川省・雲南省・貴州省）

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