錦江駅

錦江駅について

錦江駅（きんこうえき）は、鹿児島県姶良市加治木町新生町に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）日豊本線の駅です。この駅は、鹿児島県住宅供給公社が開発した加治木団地の住民の利便性を高めるために建設された請願駅であり、建設費は同公社が全額負担しました。

歴史

1986年3月3日に、日本国有鉄道によって開設されました。開業当初から駅員が配置されない無人駅としてスタートし、その後、民営化を経て2015年3月13日までJR九州鉄道営業による業務委託駅として運営されていました。しかし、JR九州が鉄道事業の赤字削減策として大規模な無人化を進めた結果、2015年3月14日からは終日無人駅となっています。

年表

1986年（昭和61年）3月3日：日本国有鉄道により、旅客のみを扱う駅員無配置駅として開設。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道が駅を継承。
1993年（平成5年）8月6日：平成5年8月豪雨の影響で、西[[都城駅]] - 鹿児島駅間が運転見合わせとなり、当駅も一時的に利用できなくなる。
1993年（平成5年）9月19日：国分駅 - 鹿児島駅間で運転を再開し、当駅も再び利用可能となる。
2012年（平成24年）12月1日：ICカードSUGOCAの利用を開始。
2015年（平成27年）3月14日：無人駅となる。

駅構造

錦江駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホームの有効長は130メートルです。無人駅でありながら、IC乗車カード「SUGOCA」が利用可能で、簡易SUGOCA改札機が設置されています。ただし、SUGOCAの販売は行っておらず、チャージ機は設置されています。また、ICカードに対応していない簡易自動券売機も設置されています。

利用状況

2021年度の1日平均乗車人員は432人です。

駅周辺

駅の周辺は、鹿児島県住宅供給公社が開発した団地が広がっており、鹿児島市の郊外の住宅地としての役割を担っています。近隣には、以下の施設があります。

姶良市立加治木小学校
姶良市立錦江小学校
龍桜高等学校

バス路線

姶良市コミュニティバスが運行しており、加音ホール、龍門滝温泉、嶽方面へのアクセスが可能です。

その他

鹿児島県内には、肝属郡錦江町という別の自治体が存在しますが、こちらは2005年3月22日に旧大根占町と旧田代町が合併して誕生した新しい町であり、当駅とは直接的な関係はありません。また、現在の錦江町には鉄道が通った歴史もありません。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■日豊本線

加治木駅 - 錦江駅 - 帖佐駅

関連情報

日本の[[鉄道駅]]一覧
* 外部リンク: 錦江駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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