長野インターチェンジ

長野インターチェンジ：上信越自動車道の要衝

長野インターチェンジ（長野IC）は、長野県長野市に位置する上信越自動車道のインターチェンジです。長野市南部、西部、そして小川村へのアクセスを担う重要な拠点として機能しています。隣接する更埴JCTから長野ICまでは、関越自動車道上越線と中央自動車道長野線の重複区間となっており、長野ICで中央自動車道長野線は終点となります。

アクセスと交通機関

長野ICは、複数の道路と接続しています。直接接続しているのは長野県道35号長野真田線で、間接的には国道403号や国道18号篠ノ井バイパスへもアクセス可能です。

インターチェンジ付近には「長野インター前バス停」があり、高速バスや一般路線バスが乗り入れています。高速バスは、新宿、京都、大阪、名古屋、飯田、松本、東京ディズニーリゾート、成田空港など、様々な方面への路線が利用可能です。アルピコ交通、京王バス、阪急バス、名鉄バス、伊那バス、信南交通、成田空港交通といった複数の事業者によって運行されています。

一般路線バスも運行しており、アルピコ交通の松代線、長電バスの屋代須坂線（高速便）などが利用できます。さらに、「トラビス長野インターバス停」も近くにあります。こちらは、トラビスジャパンが運行する新宿、京都、大阪方面への高速バス路線のバス停です。

料金所と施設

長野ICの料金所は6ブースあり、入口2ブース（ETC専用1、ETC・一般1）、出口4ブース（ETC専用2、一般2、うち1つは精算機）の構成となっています。

高速バス利用者向けには、バス停北側に無料駐車場が用意されています。また、トラビス長野インターバス停に隣接する駐車場は、バス利用者が1日300円で利用できます。

周辺環境

長野IC周辺には、多くの観光地や公共施設、商業施設などが集まっています。代表的なものとしては、北陸新幹線長野駅、長野電鉄松代駅、松代温泉、加賀井温泉一陽館、長野松代総合病院などが挙げられます。また、歴史的な観光地である川中島古戦場や、皆神山、皆神神社、岩戸神社、藤沢萩神社などの神社仏閣も近隣にあります。善光寺、長野市立博物館、おぎのや長野店、典厩寺、松代大本営跡、大門おやき村などもアクセスしやすい距離にあります。スポーツ施設としては、長野南運動公園（長野オリンピックスタジアム・長野Uスタジアム）があります。

利用状況と周辺道路

2006年度の年間出入交通量は5,739,374台と、非常に多くの車両が利用しています。上信越自動車道の他のインターチェンジとの関係では、更埴JCT、松代PA、須坂長野東ICと隣接しており、さらに若穂SIC（事業中）も建設中です。

まとめ

長野インターチェンジは、交通の要衝として、長野市とその周辺地域の発展に大きく貢献しています。多くの交通手段と周辺の観光地、施設との連携により、地域社会の活性化に重要な役割を果たしていると言えるでしょう。今後、若穂SICの開通により、さらなる交通量の増加が見込まれます。

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