長野中央郵便局
長野中央郵便局について
長野中央郵便局は、長野県長野市南長野南県町に所在する郵便局です。かつては集配普通[[郵便局]]として、地域における郵便業務の中心的な役割を担っていました。
概要
- - 所在地: 〒380-8799 長野県長野市南長野南県町1085-4
- - 主な業務: 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明、生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険、貯金、貸付、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託、変額年金保険など。
- - 集配業務: 長野市の一部地域（「380-08xx」「380-09xx」「381-31xx」）を担当。
併設施設
- - ゆうちょ銀行長野支店: 信越地域（長野県、新潟県）を統括する店舗で、多様な金融サービスを提供しています。
- - かつて存在した施設: 民営化前には「長野中央郵便局共通事務センター」が設置されていました（実際の所在地は旧長野鉄道郵便局局舎）。
分室
かつては以下の分室が存在していましたが、現在は存在しません。
- - 栗田分室: 開設時は逓信局内分室という名称で、後に郵政局内分室、栗田分室と改称されました。2007年の郵政民営化に伴い廃止され、跡地に長野栗田郵便局が設置されました。
- - 権堂分室: 1928年に廃止されました。
沿革
長野中央郵便局は、1872年に善光寺郵便取扱所として開設されたのが始まりです。その後、以下のような変遷をたどってきました。
- - 1872年: 善光寺郵便取扱所として開設。
- - 1873年: 善光寺郵便役所となる。
- - 1874年: 長野郵便役所に改称。
- - 1875年: 長野郵便局（二等）となる。為替取扱を開始。
- - 1878年: 貯金取扱を開始。
- - 1885年: 電信取扱を開始。
- - 1889年: 長野郵便電信局となる。
- - 1903年: 長野郵便局となる。
- - 1906年: 電話交換業務を開始。
- - 1925年:
- 5月11日：長野市大字鶴賀権堂町に権堂分室を設置。
- - 1928年: 長野市緑町から同市西後町に局舎を移転。権堂分室を廃止。
- - 1948年: 長野逓信局構内に逓信局内分室を設置。
- - 1949年: 逓信局内分室を郵政局内分室に改称。
- - 1954年: 郵政局内分室で簡易生命保険および郵便年金の窓口事務を開始。
- - 1955年: 郵政局内分室で電話通話および和文電報受付事務を開始。
- - 1965年: 電話通話および和文電報受付事務を開始。
- - 1970年: 長野中央郵便局に改称。
- - 1991年: 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務を開始。
- - 2003年: 郵政局内分室を栗田分室に改称。
- - 2006年: 七二会郵便局から「381-31xx」区域の集配業務を移管。
- - 2007年:
- 10月1日：民営化に伴い長野中央郵便局共通事務センターを廃止。一部業務を郵便事業長野支店、ゆうちょ銀行長野支店に移管。
取扱内容
- - 長野中央郵便局: 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明、生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険（平日18時まで）、集配業務（長野市の一部地域）。
- - ゆうちょ銀行長野支店: 貯金、貸付、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託、変額年金保険（平日18時まで）。ATMも利用可能。
風景印
- - 図柄: 国宝『善光寺本堂』と長野駅前の『如是姫像』が描かれています。
- - 表記: 『長野中央』
- - 使用開始日: 1970年7月1日
- - 備考: 長野駅前郵便局や善光寺郵便局も、表記は異なりますが同じ印影の風景印を使用しています。
- - 過去の風景印: 2007年10月1日から2012年9月30日まで、『長野』と表記された風景印が使用されていました。
周辺
アクセス
- - 鉄道: JR長野駅（善光寺口）から徒歩約14分、長野電鉄長野線市役所前駅から徒歩約11分。
- - バス: アルピコ交通・長電バス「ぐるりん号」県庁前停留所下車。
- - 自動車: 上信越自動車道須坂長野東ICまたは長野ICから約8.5km、国道19号（昭和通り）沿い。
- - 駐車場: 24台分の駐車場があります。
長野中央郵便局は、長野市の発展とともに、地域社会に欠かせないインフラとして、その役割を果たし続けています。
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