長野大橋

長野大橋

長野大橋は、長野県長野市を流れる犀川に架かる、国道18号の橋梁です。長野市南部と市街地を結ぶ重要な役割を担っており、地域の交通を支える大動脈として機能しています。かつては、周辺に丹波島橋しかなかった犀川の渡河地点において、バイパスとしての役割を担っていましたが、現在では交通量が増加し、ボトルネックとなっています。

概要

全長: 500.3m
幅員: 22m（4車線+両側歩道）
標高: 336m
構造: 連続桁橋

長野大橋は、長野市青木島町綱島と川合新田を結び、長野バイパスと篠ノ井バイパスを接続しています。長野市南部から市街地へ向かう際、犀川を無料で渡れる橋は、長野大橋と丹波島橋のみであり、このため慢性的な交通渋滞が発生しています。この状況を改善するため、長野市都市計画マスタープランでは、両橋の中間地点である長野赤十字病院付近の犀川両岸を結ぶ新たな橋の建設構想が示されています。

橋の南詰の一区画は、その橋名にちなんで大橋南1丁目・2丁目と町名が変更されていますが、住居表示はまだ実施されていません。

沿革

1969年11月2日: 長野大橋が開通し、長野バイパスと接続されました。建設費は約19億円でした。
1981年4月4日: 篠ノ井バイパスが一部開通し、翌年に全線開通しました。これにより、長野大橋を介して篠ノ井バイパスと長野バイパスが接続されました。
* 1996年12月26日: 五輪大橋を主体とする五輪大橋有料[[道路]]が、長野大橋の下流に開通しました。これにより、長野大橋の交通集中が緩和されることが期待されました。

長野大橋は、長野市の発展とともに重要な役割を果たしてきましたが、交通量の増加に伴い、新たな課題に直面しています。今後、新たな橋の建設や交通網の整備により、更なる発展が期待されます。

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