長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線

長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線

長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線は、長野県東御市と群馬県吾妻郡嬬恋村を結ぶ主要地方道です。この道路は、長野県東御市滋野乙のしなの鉄道滋野駅を起点とし、峠を越えて群馬県吾妻郡嬬恋村田代の国道144号・国道406号の交点に至ります。この路線は、豊かな自然と温泉、スキー場が点在する観光ルートとしても知られています。

概要

東御嬬恋線は、沿線に古くからの奈良原温泉、鹿沢温泉といった温泉地があり、終点付近には新鹿沢温泉の温泉街が広がっています。これらの温泉地は、訪れる人々に癒しと安らぎを提供しています。また、湯の丸スキー場や鹿沢スノーエリアなどのスキー場もあり、冬季には多くのスキーヤーやスノーボーダーで賑わいます。この道路は、2004年に東御市が発足した際に、旧東部嬬恋線から名称が変更されました。これは、東御市がこの路線において唯一「東御」の名を冠する県道であることを示しています。

路線データ

起点: 長野県東御市滋野乙
終点: 群馬県吾妻郡嬬恋村田代（国道144号・国道406号交点：田代交差点）

沿革

東御嬬恋線の歴史は、1959年に群馬県が県道新鹿沢線を認定したことに始まります。その後、1982年に建設省によって主要地方道東部嬬恋線に指定されました。1983年には群馬県区間が県道東部嬬恋線として路線認定され、同時に旧路線が廃止されました。1993年には建設省から主要地方道に再指定され、1994年には県道番号が「94」に統一されました。2004年には東御市の発足に伴い、路線名が東御嬬恋線に変更されました。

1959年（昭和34年）9月18日：群馬県が県道新鹿沢線を路線認定。
1982年（昭和57年）4月1日：建設省が主要地方道東部嬬恋線に指定。
1983年（昭和58年）1月17日：群馬県区間が県道東部嬬恋線として路線認定。旧路線廃止。
1993年（平成5年）5月11日：建設省が主要地方道に再指定。
1994年（平成6年）4月1日：県道番号を「94」に統一。
2004年（平成16年）4月1日：東御市発足に伴い、路線名を東御嬬恋線に変更。

地理

東御嬬恋線は、以下の自治体を通過します。

長野県: 東御市
群馬県: 吾妻郡嬬恋村

交差する道路

東御嬬恋線は、以下の道路と交差します。

国道18号（東御市滋野乙）
長野県道79号小諸上田線（東御市滋野乙）
国道144号・国道406号（終点）

沿線施設

東御嬬恋線沿いには、以下の施設があります。

駅: しなの鉄道 しなの鉄道線 滋野駅
自然: 湯の丸高原、池の平湿原、臼窪湿原
スキー場: 湯の丸スキー場、鹿沢スノーエリア
温泉: 新鹿沢温泉、鹿沢温泉、奈良原温泉
文化財: 東御市石造文化財百体観音石造町石

脚注

注釈や出典については、元の情報源をご確認ください。

関連項目

長野県の県道一覧
群馬県の県道一覧

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