長野県道358号中野小布施線

長野県道358号中野小布施線：歴史と文化が息づく道

長野県道358号中野小布施線は、長野県中野市と上高井郡小布施町を結ぶ、全長約〇kmの一般県道です。この道路は、千曲川右岸の河東地域を東西に横断し、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても魅力的なルートとなっています。

概要

この道路は、中野市街地から始まり、田園地帯を抜け、小布施町の市街地へと至ります。中野市街地では、一方通行の狭い道として始まり、市役所前を通る2車線道路へと変わります。その後、長野電鉄長野線と並走するように田園地帯を抜け、小布施町に入ると、葛飾北斎ゆかりの岩松院の近くで北信濃くだもの街道と合流します。さらに、小布施町の南端をかすめるように進み、国道403号との交差点で終点となります。

この路線は、国道403号や北信濃くだもの街道と並行していますが、これらの道路が千曲川の氾濫原である「延徳田んぼ」を横断するのに対し、本路線は山裾に沿って集落間を結んでいます。このため、沿線には昔ながらの風景が残り、歴史と文化を感じることができます。

路線データ

起点：中野市西一丁目（北信総合病院西交差点）
終点：上高井郡小布施町小布施（松川橋北交差点）

沿革

1959年（昭和34年）8月1日：中野小布施線として認定。
2010年（平成22年）7月5日：終点付近に新道が開通し、長野県道66号豊野南志賀公園線と接続。
2010年（平成22年）10月25日：新道開通に伴い、終点が松川橋北交差点に変更。
2016年（平成28年）4月12日：長丁踏切道が「改良すべき踏切道」に指定され、同年11月1日に改良工事が完了。

別名

この道路は、以下の区間で異なる名称で呼ばれています。

中央通り（新町交差点 - 中町交差点）：東行一方通行
中町通り（中町交差点 - 郵便局前交差点）
大道（中野市 - 岩松院入口交差点）
北信濃くだもの街道（岩松院入口交差点 - 雁田交差点）：重複区間
楓通り（雁田交差点 - 東町交差点）

通過する自治体

中野市
上高井郡小布施町

交差・接続する道路

中野市

北信総合病院西交差点（起点）：長野県道29号中野豊野線（志賀フルーツライン）
新町交差点：長野県道357号信州中野停車場線
中町交差点：市道（LaLa銀座通り）
西条東交差点：須高広域農道（北信濃くだもの街道）

小布施町

岩松院入口交差点：須高広域農道（北信濃くだもの街道） - 重複区間
雁田交差点：須高広域農道（北信濃くだもの街道） - 重複区間終了
松川橋北交差点（終点）：国道403号（谷街道）、長野県道66号豊野南志賀公園線

沿道施設

北信総合病院
長野電鉄 信州中野駅
中野陣屋・県庁記念館
信濃中野税務署
信州中野郵便局
長野県中野立志館高等学校
中野市役所
長野電鉄 延徳駅
中野市立延徳小学校
長野電鉄 桜沢駅
岩松院
長野電鉄 都住駅
フローラルガーデンおぶせ
逢瀬神社

この道路の魅力

長野県道358号中野小布施線は、単なる移動手段としての道路ではなく、地域の歴史や文化、自然に触れることができる魅力的なルートです。沿線には、病院や学校、駅などの生活に欠かせない施設に加え、歴史的な寺院や庭園、美しい田園風景が広がっています。この道をドライブすることで、長野県の豊かな魅力を感じることができるでしょう。

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