北信総合病院

JA長野厚生連北信総合病院について

JA長野厚生連北信総合病院は、長野県中野市にある地域中核病院です。長野県厚生農業協同組合連合会（JA長野厚生連）が運営しており、地域医療に貢献しています。旧称である「北信病院」という名称でも広く知られています。

多岐にわたる診療科目

当院では、内科、精神科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科と、幅広い診療科目を扱っています。これにより、患者様の様々な疾患に対応できる体制を整えています。

高度な医療体制と施設認定

当院は、日本医療機能評価機構による認定を受けており、質の高い医療を提供しています。また、日本内科学会、日本[[皮膚科学会]]、日本精神[[神経学会]]など、多数の学会から認定された教育病院・研修施設でもあります。これらの認定は、当院が医療の質を常に向上させ、専門医の育成に力を入れている証です。

地域医療への貢献

JA長野厚生連北信総合病院は、災害拠点[[病院]]、救急告示病院、リハビリテーション総合承認病院、第二種感染症指定医療機関としての役割も担っています。長野県災害派遣医療チーム（長野県DMAT）の指定病院でもあり、災害時には地域医療の要として活動します。また、肝疾患に関する専門医療機関としても地域医療に貢献しています。

併設施設と関連施設

当院には、地域ケアセンター、訪問看護ステーションなかの、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションせせらぎなどの併設施設があります。また、北信総合病院附属老人保健施設もえぎ、北信総合病院附属北信州診療所といった関連施設も運営しており、地域包括ケアシステムの推進にも力を入れています。

アクセス

当院へのアクセスは、長野電鉄信州中野駅から徒歩5分、長電バス北信病院前バス停から徒歩1分と非常に便利です。また、中野市運営のふれあいバスの北信病院駅も正面玄関脇に位置しています。

沿革

1945年（昭和20年）に長野県農業会北信病院として開設されて以来、数多くの変遷を経て現在の形に至ります。初期の内科と外科から始まり、耳鼻咽喉科、眼科、精神科など診療科目を拡大。1958年には「北信総合病院」に改称しました。1962年には日本初の胃カメラ健診を農村で実施するなど、先進的な取り組みも積極的に行ってきました。また、院内保育所や健康管理指導車の導入、人工透析や集団健康スクリーニングの開始、心疾患基幹病院の指定など、時代と共に変化する医療ニーズに対応してきました。2000年代に入ってからも、小児・周産期センター、循環器病センター、腎透析センターの立ち上げ、電子カルテの導入など、常に最新の医療を提供するための取り組みを続けています。

歴代院長

開院以来、多くの院長が病院運営に携わってきました。初代の藤岡定氏から始まり、小宮山新一氏、朶譲治氏、永田丕氏、高橋義雄氏、清水善次氏、磯村孝二氏、西村博行氏、馬場浩介氏、小田切徹太郎氏を経て、現在は洞和彦氏が院長を務めています。

今後の展望

JA長野厚生連北信総合病院は、今後も地域医療の中核として、高度な医療の提供と地域住民の健康増進に貢献していくことを目指しています。また、関連施設との連携を強化し、より包括的な医療サービスを提供できるよう努めていきます。

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