長野県道362号牟礼永江線
長野県道362号牟礼永江線は、
長野県上水内郡飯綱町から
中野市に至る、全長約15kmの一般県道です。この路線は、飯綱町牟礼を起点とし、
中野市永江を終点としています。
概要
この県道は、旧
上水内郡牟礼村(現在の飯綱町)と旧
下水内郡豊田村(現在の
中野市)を結ぶ主要な
道路です。途中、旧
上水内郡三水村(現在の飯綱町)を経由します。
道路は概ね2車線で整備されていますが、一部区間では1.5車線となる箇所があります。
起点の旧牟礼宿の東端で、旧北国街道から分かれるとすぐに
鳥居川を渡り、旧三水村域に入ります。そこから約200m進むと、
国道18号に鋭角に合流し、約360m重複します。深沢交差点で再び鋭角に分岐し、
鳥居川左岸の台地へと上ります。その後、上水内北部広域農道(北信五岳
道路)と交差し、倉井集落を通過します。斑尾川に沿って北上し、赤塩集落や奈良本集落を抜けると、旧豊田村域に入ります。唱歌「故郷」の作詞者である
高野辰之の生誕地、永江集落を通過した後、
上信越自動車道豊田飯山インターチェンジの南方で
国道117号(替佐〜静間バイパス)に合流し、終点となります。
路線データ
起点:
上水内郡飯綱町牟礼(
長野県道366号野村上牟礼停車場線交点)
終点:
中野市永江(
国道117号交点)
主要構造物
水郷橋:飯綱町牟礼から普光寺に位置し、
鳥居川に架かる全長22.2m、幅員5.0mの橋梁です。
沿革
2021年12月3日:永江集落の東方を一直線に貫くバイパス(全長366.3m)が供用開始されました。このバイパスは、一部地権者の協力が得られなかったため、
行政代執行による建物撤去を経て開通に至りました。
2023年4月1日:区域変更が行われ、永江地区のバイパスに対する現道が区域から外されました。
通過する自治体
長野県
上水内郡飯綱町
中野市
交差・接続する道路
飯綱町
牟礼橋北詰付近(牟礼):
長野県道366号野村上牟礼停車場線(旧北国街道)
第一スーパー飯綱店付近(普光寺):
国道18号(重複区間)
牟礼駅入口交差点(普光寺):
長野県道60号長野荒瀬原線
深沢交差点(倉井):
国道18号(
長野バイパス、重複区間終了)
新道交差点(倉井):上水内北部広域農道(北信五岳
道路)
新道バス停付近(倉井):
長野県道505号三水中野線
旧第二小入口バス停付近(赤塩):
長野県道459号東柏原赤塩線
豊田飯山インター入口交差点南方の交差点(永江):
国道117号(替佐〜静間バイパス)
沿道施設
長野市消防局 鳥居川消防署
しなの鉄道北しなの線 牟礼駅
飯綱町立飯綱中学校
長野県北部高等学校
高野辰之記念館
豊田飯山インターチェンジ
脚注
[1] 国土地理院地図、ゼンリン地図などを参照。
関連項目
*
長野県の県道一覧