長野県道385号松代篠ノ井線

長野県道385号松代篠ノ井線について

長野県道385号松代篠ノ井線は、長野県長野市を東西に結ぶ一般県道です。この路線は、松代地区の城下町と、篠ノ井地区のJR篠ノ井線・しなの鉄道線の接続駅である篠ノ井駅を結ぶ、地域にとって重要な道路です。

路線の概要

起点は松代城の北、長野インターチェンジの南に位置する上高相交差点です。そこから、上信越自動車道に並行する松代バイパスとして、松代の城下町の北側を迂回します。この区間は国道403号との重複区間となっています。

かつては中道島交差点から千曲川河川敷に入り、旧赤坂橋を渡るルートでしたが、現在は国道403号と重複した後、新赤坂橋を渡ります。旧橋は撤去されましたが、そのルートの一部は県道として残っています。

千曲川を渡ると篠ノ井地域に入り、堤防沿いをしばらく進みます。その後、篠ノ井東福寺や篠ノ井小森の集落を抜け、国道18号（篠ノ井バイパス）と交差します。この先は歩道が整備された道路となり、住宅地を抜けていきます。この区間は、AC長野パルセイロのチームカラーにちなみ、「篠ノ井オレンジロード」という愛称で親しまれています。

篠ノ井総合病院を過ぎ、長野県道77号長野上田線（旧国道18号）を越えると、篠ノ井の市街地に入ります。篠ノ井駅前通りを進み、篠ノ井駅東口ロータリーの手前で、長野県道387号清野篠ノ井停車場線に合流し、終点となります。

路線データ

起点: 長野市松代町西寺尾（上高相交差点＝国道403号交点）
終点: 長野市篠ノ井布施高田（長野県道387号清野篠ノ井停車場線交点）
延長: 7,061m

主要構造物

赤坂橋

千曲川に架かる橋梁で、長野市松代町岩野と篠ノ井東福寺を結びます。全長は523.4m、幅員は14.5m（うち車道6.5m、2車線）です。以前の橋は、特異な構造で危険や不便さが伴いましたが、2009年に架け替えられ、現在の橋は安全で快適な通行が可能です。

別名

松代バイパス（上高相交差点〜中道島交差点）
篠ノ井オレンジロード（南警察署西交差点〜篠ノ井駅入口交差点）
篠ノ井駅前通り（篠ノ井駅入口交差点〜篠ノ井駅前）

重複区間

国道403号（上高相交差点〜赤坂橋南交差点）

交差・接続する道路

国道403号（谷街道）
長野県道35号長野真田線
旧赤坂橋跡方面旧道
長野市道（国道403号旧道）
長野県道18号
国道18号（篠ノ井バイパス）
長野県道77号長野上田線
長野県道387号清野篠ノ井停車場線

沿道施設

松代城
上信越自動車道 松代パーキングエリア
長野電鉄 象山口駅跡
長野県消防学校
南長野運動公園
長野南警察署
長野市消防局 篠ノ井消防署
篠ノ井総合病院
JR・しなの鉄道 篠ノ井駅

まとめ

長野県道385号松代篠ノ井線は、松代地区と篠ノ井地区を結ぶ、地域住民の生活を支える重要な道路です。歴史的な場所や公共施設、駅などを結び、地域社会の発展に貢献しています。道路の改修や橋の架け替えによって、安全で快適な通行が確保されています。

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