長野県長野東高等学校

長野県長野東高等学校

長野県長野市大豆島に所在する長野県長野東高等学校は、1974年に開校した公立の高等学校です。全日制の普通科を設置しており、男女共学で教育活動が行われています。

概要

長野県内の公立高校の通学区に関する規則改正により、長野市とその周辺地域における高校進学希望者の増加に対応するため、新たな高校の設立が求められました。既存の高校が旧長野市の北西部に集中していたことから、長野市南東部に位置する現在地に長野東高等学校が建設されました。県立の普通科高校としては、1923年以来の新設校となりました。

開校当初は、女子生徒はエンジ色、男子生徒は黒色の制服を着用していました。学校の文化祭は「東雲祭（しののめさい）」と呼ばれ、学校名にちなんだ名称が用いられています。

校章と教育目標

校章は、「東」の文字をデザイン化したもので、円の中央に配置されています。このデザインは、太陽と平和（和）を象徴しています。

教育目標として、国際的な視野を持ち、社会の進展に貢献できる人材育成を掲げています。そのために、明朗で秩序ある学校生活を通じて、教養を高め、心身を鍛え、自主的で創造性豊かな人間形成を目指しています。

部活動

長野東高等学校の部活動は、多様な分野で活発に活動しています。特に陸上競技部の女子駅伝チームは、2007年以降、全国[[高等学校駅伝競走大会]]女子の部（全国高校女子駅伝）に連続出場しており、全国レベルでの活躍を見せています。公立高校でありながら、留学生ランナーなどの特別な選手を補強することが難しい状況下で、2017年と2018年の大会では2年連続で準優勝、そして2022年の大会では悲願の初優勝を果たしました。

また、県内では唯一の水球部が存在することも、長野東高等学校の大きな特徴です。

沿革

• - 1974年4月1日：長野県長野東高等学校として開校。
• - 2018年12月23日：全国[[高等学校駅伝競走大会]]女子の部で2年連続準優勝。
• - 2022年12月25日：全国[[高等学校駅伝競走大会]]女子の部で初優勝。

校歌と応援歌

校歌は、作詞を谷川俊太郎、作曲を廣瀬量平が手がけています。

著名な出身者

長野東高等学校は、多方面で活躍する卒業生を輩出しています。

• - 義家弘介：政治家、衆議院議員・元参議院議員、元教員（中退）。
• - 伊藤かな恵：声優、歌手。
• - 清水まなぶ：シンガーソングライター。
• - 岩崎紘子：ライター、タレント。
• - 小田切亜希：陸上競技（中・長距離走）選手。高校2年時に長野東が全国高校女子駅伝に初出場。
• - 細田あい：陸上競技（中・長距離走）選手。
• - 和田有菜：陸上競技（中・長距離走）選手。高校3年時に全国高校女子駅伝準優勝。
• - 小林成美：陸上競技（中・長距離走）選手。和田の1学年下で高2・高3時に同準優勝。
• - 萩谷楓：陸上競技（中・長距離走）選手。和田の1学年下で同様に高2・高3時に同準優勝。ただし高1・2時は補欠メンバー。
• - 高松いずみ：陸上競技（中・長距離走）選手。和田の2学年下で同様に高1・高2時に同準優勝。

交通アクセス

長野駅からはバスでアクセス可能で、「長野東高校前」バス停が最寄りとなります。

外部リンク

公式ウェブサイト

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