阪大病院前駅
阪大病院前駅(はんだいびょういんまええき)は、
大阪府茨木市美穂ヶ丘に存在する
大阪モノレール彩都線の駅です。この駅は、駅番号52が付与されており、主に大阪大学吹田キャンパスおよび大阪大学医学部附属病院へのアクセスを提供しています。駅名の表示には「Osaka University Hospital」が含まれ、車内放送でも「Osaka University Medical Hospital」という英語表記が使用されています。
概要
この駅の西側には市の境界が流れており、実際の大学や附属病院は
吹田市に位置しています。それにより、この駅は地域内で重要な役割を果たし、多くの学生や医療従事者が利用しています。
歴史
阪大病院前駅が開業したのは
1998年のことで、当初は国際文化公園都市モノレール線(現・彩都線)の終着駅として位置づけられていました。その後、
2007年には
彩都西駅までの路線が延び、途中駅となりました。この改正により、駅の利用状況が大きく変化しました。
また、2021年には可動式ホーム柵が導入され、さらなる安全性が確保されています。
駅構造
阪大病院前駅は、島式ホームが1面2線設けられており、駅は3階に改札口、4階にホームがあります。改札口は1カ所のみですが、大阪大学吹田キャンパス側の出入口は高台に位置しているため、キャンパスとのアクセスは便利です。
駅南側には渡り線が設けられており、ここで列車の折り返しが可能です。これは、開業当初に終着駅としての名残を残しています。駅が彩都線の途中駅に進化した後も、渡り線の存在は利用者にとっての遺物となっています。
利用状況
2022年のデータでは、阪大病院前駅の1日平均乗降人員は7,677人で、特に大学や病院への通勤・通学の利用者が多いことが示されています。この数値は
大阪モノレールの全駅の中で13位に位置しています。
周辺施設
周囲には、以下のような重要な施設があります:
- - 大阪大学吹田キャンパス(医・歯・薬学部など)
- - 大阪大学医学部附属病院
- - 大阪大学歯学部附属病院
- - 万博記念公園(ただし、最寄の入場ゲートが遠いです)
- - 光の教会(安藤忠雄設計の建築)も近く、1kmほどの距離です。
また、周辺には多くのバス路線も整備されており、阪大医学部病院前停留所や阪大東口停留所から、
茨木市や周辺地域へのアクセスが便利です。具体的には、
近鉄バスや
阪急バスが運行されており、利用者は定期的に多数の便を利用しています。
隣接駅
隣接する駅には、
公園東口駅、豊川駅があります。これらの駅も阪大病院前駅と同様に、多くの利用者が訪れる重要な交通拠点です。
総じて、阪大病院前駅は教育や医療の中心地としての役割を担いながら、地域の交通利便性向上に寄与しています。これからも多くの人々に利用され続けることでしょう。