阿部史典

阿部 史典（あべ ふみのり）のプロレスキャリア

阿部史典は1995年1月4日、東京都世田谷区で生まれた日本のプロレスラーであり、血液型はA型です。また、彼は浄土宗の僧侶の資格も持っており、僧侶として名乗る場合には阿部諦道（あべ たいどう）として知られています。このように彼は、プロレスの世界での活動とともに、精神的な側面でも多様な一面を持っています。

職業人生のスタート

阿部はプロレスの道に進むことを決意し、2014年に澤宗紀の紹介でスポルティーバエンターテイメントに入門しました。翌年、2015年の5月17日には名古屋国際会議場で行われた「愛プロレス博2015」で、入江茂弘との対戦でプロレスデビューを果たします。

デビュー後、彼は着実にキャリアを積んでいきます。2017年の12月28日には後楽園ホールで行われた木高イサミのプロデュース大会で、プロレスリングBASARAへの入団を直訴。これが受け入れられ、2018年の1月1日にBASARAに入団しました。

多彩な技と成績

彼は特に、スピードと技術を活かした戦術で知られています。得意技には、デスバレーボムやお卍固め、回転浄土宗、バズソーキックなど、多種多様な技が含まれています。また、入場曲は初代がザ・ブルーハーツの「ロクデナシ」、2代目はTHE HIGH-LOWSの「千年メダル」としています。

また、彼は格闘技の分野でも活躍しており、2018年7月21日に行われた「ISAMI-reversal Summer Cup 2018」では青帯ミドル級で優勝を果たしました。

彼のキャリアの中でも特に顕著なのは、2020年にユニオンMAX王者に、さらに同年にBJW認定タッグ王座を獲得したことです。2021年には天下一Jr.に出場し、トーナメント決勝で北村彰基に勝利。これにより、インターナショナルジュニアヘビー級王座とNWA世界ジュニアヘビー級王座の2冠を達成しました。

最近の活動

2022年の12月31日、阿部はプロレスリングBASARAを退団し、フリーとして活動を開始しました。しかし、BASARAにはフリー選手として参戦しており、2023年1月3日にはDDTプロレスリングの大会に登場し、高木三四郎とのタッグで「チーム煩悩大社長」を結成しました。さらに、2023年2月23日には路上プロレスイベントに出場し、KO-Dタッグ王座に挑戦しましたが敗れました。

その後、3月1日には『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』に出場しました。

タイトルと称号

アベのプロレスキャリアは数々の栄誉に恵まれています。彼の主なタイトルには、プロレスリングBASARAのユニオンMAX王座、第14代、ガッツワールドプロレスリングのGWC認定タッグ王座、第15代、NWA世界およびインターナショナルジュニアヘビー級王座の称号があります。さらに、2021年には天下一Jr.で優勝し、2023年にはwXwのAMBITION14での優勝も果たしました。

阿部史典は、今後もプロレスの世界での活躍が期待される選手です。彼のリングでのパフォーマンスは多くのファンを熱狂させており、今後の進展にも注目が集まっています。

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