陣山 (北九州市)

陣山（じんやま）

陣山は福岡県北九州市八幡西区に位置する地域で、一丁目から三丁目までの町名があります。住居表示は既に実施されており、郵便番号は806-0012です。

地理的特徴

陣山は八幡西区の北部東端に位置しており、周囲の地域と接しています。具体的には、南には清納、西には紅梅、北には東浜町、そして東側には八幡東区の桃園と隣接しています。この地域は、北部は比較的平坦ですが、南部に向かうにつれて上り勾配が見られます。

地域の北縁をJR九州の鹿児島本線が通り、その南側には国道3号が東西に走っています。さらに南側には山手通りが整備されています。都市計画においては、国道沿いが商業地域として指定されており、そのほかの地域は準工業地域が広がっていますが、南部は主に住宅地となっています。

地域内には、陣山一丁目に聖ヨハネ病院、三丁目には光保育園や光行寺といった特徴的な施設があります。

歴史的背景

陣山の歴史において重要な出来事として、かつて国道3号には1914年（大正3年）に開通した西鉄北九州線の併用軌道が通っていたことが挙げられます。陣山一丁目交差点近くには、陣山停留所（陣山電停）が存在していましたが、1992年（平成4年）に廃止されてしまいました。

また、1937年（昭和12年）に設立された北九州市立陣山小学校は、2007年（平成19年）に北九州市立黒崎小学校と統合されて見直され、その後廃校となり現在は北九州市立高校の第二グラウンドとして利用されています。

三丁目には、かつて陣山乳児保育所がありましたが、2014年（平成26年）に紅梅一丁目へ移転し、あじさい保育所として新たにスタートしました。

地名の由来

陣山という地名は、もともと大字藤田の字陣山に由来しています。また、辻という名前は公園にその名が残っています。

沿革

陣山には著しい沿革があります。1969年（昭和44年）6月1日に陣山一丁目から三丁目が新設されました。その後、1974年（昭和49年）4月1日に八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、陣山一丁目から三丁目が八幡西区に組み込まれることとなりました。

世帯数と人口

2025年（令和7年）3月31日現在において、北九州市からの発表に基づいた世帯数と人口の情報があります。国勢調査による人口と世帯数の変化も記録されており、地域の動向を把握するための重要な資料となっています。

学区

陣山に住む住民が市立小・中学校に通う場合の学区は、地域特有の設定がなされており、地元の教育環境を反映しています。

交通

バス

陣山地域のバス停とその系統が整備されており、地域住民の移動手段として重要な役割を果たしています。

道路

国道3号がこの地域の主要な交通路として整備されています。

施設

• - 医療施設: 聖ヨハネ病院
• - 社会福祉施設: 光保育園
• - 寺社: 浄土真宗本願寺派光行寺
• - 公園: 辻公園

陣山は、医療機関や教育機関、公共施設が多く集まっており、住みやすい地域としての魅力があります。

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