雄物川町東里

雄物川町東里の概要

雄物川町東里（おものがわまちとうさと）は、秋田県横手市に位置する大字で、郵便番号は013-0203です。2020年10月1日の統計によれば、この地域の人口は566人、世帯数は190世帯となっています。

地理

雄物川町東里は、横手市の西側、雄物川地域の南東部に位置し、周囲には平鹿町樽見内や雄物川町造山、雄物川町今宿、雄物川町砂子田が広がっています。田園風景が広がるその地域は、道路沿いに集落が点在し、穏やかな農村の印象を与えます。

かつて、この地域は平鹿郡里見村の一部であり、雄物川町砂子田や雄物川町造山も同様に里見村の範囲内です。雄物川町東里は里見村の中心地であり、里見公民館やタクシー会社であるさとみタクシーの本社もこの地に位置しています。交通面では国道107号と、主要地方道の秋田県道13号湯沢雄物川大曲線が通っており、両者は町内で部分的に重なっています。また、北側には旧横荘線の線路跡や羽後里見駅跡が残されています。

河川

この地域には石持川が流れ、周囲の自然環境を潤しています。

歴史

世帯数と人口の推移

2020年10月1日のデータに基づくと、雄物川町東里の世帯数は190となっており、566人の住民が生活しています。1995年以降の国勢調査によれば、この地域の人口は徐々に減少傾向にあることが見受けられます。

学区

雄物川町東里は、町内の小・中学校への通学において特定の学区があります。具体的な学区に関しては、地域住民が学校側と協力して情報共有を行っています。

交通

鉄道

雄物川町東里には鉄道駅は設置されていません。最寄りの駅は、平鹿町醍醐にあるJR東日本の奥羽本線・醍醐駅であり、昭和46年まで存在した横荘線の羽後里見駅があったことが地域の歴史に刻まれています。

道路

町内の主要な交通路には、国道107号と秋田県道13号湯沢雄物川大曲線があります。これらの道は地域の重要な交通手段であり、周辺地域とのアクセスを確保しています。

施設

雄物川町東里には、農産物の品質管理を行うJA秋田ふるさと農産物総合分析センターや多機能型低温倉庫が存在します。また、地域住民の交流を目的とした里見地区交流センターもあります。地域の交通サービスを提供するさとみタクシーもこの地に拠点を構えています。

閉鎖した施設

かつては横手市立南小学校が存在していましたが、2015年3月31日に閉校しました。南小と雄物川北小、福地小が統合され、2015年4月1日に「雄物川小学校」として新たに開校されました。旧校舎跡地には多機能型低温倉庫が新たに建設され、2022年には竣工しています。

まとめ

雄物川町東里は、豊かな自然に恵まれた田園地帯であり、コミュニティや交通、教育の面で充実した地域です。今後も地域住民が力を合わせて、愛着のある地を発展させ続けることでしょう。

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