離石区

離石区（りせき-く）は、中華人民共和国山西省呂梁市に位置する市轄区です。

歴史

離石区の歴史は古く、戦国時代には趙によって離石邑と称されていました。県制としては、秦朝が設置した離石県がその前身となります。

後漢時代には西河郡の郡治が置かれ、西晋時代には西河国の国治が置かれるなど、政治的な中心地としての役割も担っていました。

南北朝時代に入ると、北斉によって昌化県として再設置されました。その後、577年（建徳6年）には北周によって再び離石県と改称されています。

隋代になると、大業年間以降は離石郡の郡治として機能し、唐代には石州の州治が置かれました。しかし、明朝が成立すると、離石県は廃止され、その管轄区域は石州の直轄となりました。1567年（隆慶元年）には、石州は永寧州と改称されています。

1912年（民国元年）に州制が廃止されたことに伴い、永寧州は永寧県と改編されました。1914年（民国3年）には、永寧県は再び離石県と改称されています。1954年には、方山県と統合され、離山県となりましたが、1958年に再分割され、再び離石県となりました。

1996年には、県級市に昇格するとともに離石市となり、2003年には地級市である呂梁市の成立に伴い、離石区と改編され、現在に至ります。

行政区画

離石区は、以下の街道、鎮、郷によって構成されています。

街道:
浜河街道
鳳山街道
蓮花池街道
城北街道
田家会街道
交口街道
西属巴街道
鎮:
呉城鎮
信義鎮
郷:
棗林郷
坪頭郷

もう一度検索