青崩トンネル

青崩トンネル（青崩峠トンネル）について

青崩トンネル、または青崩峠トンネルは、長野県飯田市と静岡県浜松市天竜区を結ぶ三遠南信自動車道、青崩峠道路に建設中のトンネルであり、名称は仮称です。

概要

2013年より、青崩峠を越える道路建設プロジェクトが開始され、峠の直下よりも西寄りにトンネルを建設する形で工事が進められています。工事は長野県側、静岡県側の双方から開始され、本坑に先立ちトンネル調査坑が掘削されました。長野県側では2018年に調査坑の掘削が完了し、静岡県側では2019年に完了しています。この調査坑は、本坑工事で発生する土砂の運搬路として利用される他、本坑開通後は非常用通路としての利用が計画されています。

2019年3月16日に本坑工事が開始され、2023年5月26日に貫通しました。

このトンネル工事は、工事中に崩落が多発する難工事であり、かつてはツーリングマップルに「あまりの崩落の激しさに日本のトンネル技術が敗退」と記載されていたほどでした。しかし、トンネル貫通後の2024年版では、「2023年5月ついにトンネルが貫通！日本のトンネル技術がリベンジ！」と修正され、日本のトンネル技術の進歩を示すものとなりました。

隣接する施設

三遠南信自動車道
小嵐IC（事業中）
青崩トンネル（事業中）
水窪北IC

関連項目

青崩峠
草木トンネル (道路)
延長別日本の道路トンネルの一覧
新オーストリアトンネル工法

外部リンク

「「草木（くさき）トンネル」が三遠南信自動車道として建設されたものの国道152号に編入された経緯と「青崩（あおくずれ）トンネル」建設の経緯について知りたい。」（県立長野図書館） - レファレンス協同データベース

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