青森県道・
岩手県道11号八戸大野線は、
青森県八戸市から
岩手県九戸郡洋野町大野に至る、全長約33.3kmの
主要地方道です。この道路は、かつて八戸と久慈を結んでいた「久慈街道」の一部を構成しており、地域間の交通において重要な役割を果たしています。
概要
この路線は、
青森県側の18.8kmと
岩手県側の14.47kmから成り、両県を跨いでいます。起点となるのは、
八戸市の十三日町交差点で、
国道340号および
青森県道251号妙売市線と接続しています。終点は
洋野町大野で、国道395号に接続しています。この道路は、地域住民の生活道路としての役割はもちろん、観光や産業活動においても重要な交通インフラとなっています。
歴史
この道路は、1959年に
岩手県側と
青森県側の区間がそれぞれ県道として認定されたのが始まりです。その後、
1971年には
建設省(現
国土交通省)から
主要地方道の指定を受けました。当初は八戸久慈線の一部でしたが、
1976年に八戸大野線として
主要地方道の指定を受け、両県で主要県道として認定されました。
1993年には改めて
主要地方道の指定を受け、
1994年には両県で整理番号が11に統一されました。この歴史からも、この道路が地域にとって重要な役割を担ってきたことがわかります。
路線データ
路線状況
重複区間
通過する自治体
交差・接続する道路
沿線の施設など
まとめ
青森県道・
岩手県道11号八戸大野線は、単なる道路以上の存在であり、地域社会の発展を支える重要なインフラです。その歴史、地理的な特徴、沿線の施設など、多角的に見ても、この道路が地域住民にとってかけがえのない存在であることが理解できます。