青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線
青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線は、
青森県弘前市を起点とし、岩木山岳を経て
西津軽郡鰺ケ沢町に至る
主要地方道です。この路線は、地域の交通を支えるとともに、観光ルートとしても重要な役割を果たしています。
概要
起点は
弘前市内の
国道7号弘前バイパス高崎交差点。そこから西へ分岐し、
弘前市の中心部を通過して鰺ケ沢町へと続いています。
弘前市から百沢にかけての区間は「百沢街道」とも呼ばれ、古くは藩政時代から
岩木山神社への参道として利用されてきました。百沢地区では、
青森県道30号岩木山環状線やアップルロードと交差します。
百沢地区を過ぎると、岩木山の南麓を通り、
トウモロコシの産地として知られる岳地区へと至ります。岳地区からは、津軽岩木スカイライン
有料道路が分岐しています。その後、鰺ケ沢町の一本杉で再び県道30号と接続し、中村川沿いを北上、鰺ケ沢町の終点にて
国道101号に接続します。
しかし、
弘前市枯木平から鯵ヶ沢町中村にかけての区間は、急カーブや急な坂道が連続し、道幅が狭くなっている箇所も存在します。また、
弘前市土手町から元寺町にかけては、土手町通りの西行き
一方通行区間となっています。
路線データ
起点:
弘前市
終点:
西津軽郡鰺ケ沢町
重要な経過地: 岳
歴史
1961年(
昭和36年)
2月10日 - 県道として認定
1984年(
昭和59年)
9月11日 - 賀田バイパスが開通
1993年(平成5年)
5月11日 -
主要地方道に指定
路線状況
重複区間
青森県道260号石川百田線:
弘前市和徳交差点から土手町交差点
青森県道129号関ケ平五代線:
弘前市大字賀田 -
弘前市大字五代
地理
通過する自治体
弘前市
西津軽郡鰺ケ沢町
国道7号弘前バイパス・
青森県道268号弘前田舎館黒石線(起点)
青森県道260号石川百田線
青森県道17号弘前停車場線
青森県道31号弘前鰺ケ沢線
青森県道127号石川土手町線
青森県道28号岩崎西目屋弘前線
青森県道35号五所川原岩木線・
青森県道129号関ケ平五代線(
弘前市大字賀田)
青森県道129号関ケ平五代線(
弘前市大字五代)
青森県道30号岩木山環状線
青森県道204号相馬常盤野線
津軽岩木スカイライン
青森県道190号松代町陸奥赤石停車場線
青森県道30号岩木山環状線
国道101号
鯵ヶ沢町道中村長平線
青森県道263号鰺ケ沢停車場線
国道101号(終点)
その他
鯵ヶ沢町道中村長平線は、冬季期間中、県道3号から県道30号へ直接アクセスできない場合に迂回路として利用されます。
関連項目
青森県の県道一覧