静岡県道65号浜松環状線

静岡県道65号浜松環状線について

静岡県道65号浜松環状線は、浜松市中央区の北東部から南西部を結ぶ主要地方道です。この道路は、国道1号浜松バイパスと一体となり、浜松市内を一周する環状道路の一部を形成しています。浜松環状線は、浜松市内の交通を円滑にする重要な役割を担っています。

概要

浜松環状線は、浜松ICから浜松西ICを経由し、反時計回りに浜名湖の東側を南下し、国道1号と合流します。旧南区もカバーし、浜松市内の高速道路インターチェンジや放射状に伸びる主要幹線道路を結ぶ重要な道路です。ほぼ全線が片側2車線で整備されていますが、一部区間には未改良の箇所も残っています。

未改良区間とその対策

笠井町から西ヶ崎町にかけての区間は、現在も片側1車線となっています。また、遠州鉄道との交差部分には踏切がありましたが、この踏切の除却と道路の立体高架化工事が計画されています。浜松市を中心に、土地買収や拡幅工事が進められています。この工事によって、交通の円滑化と安全性の向上が期待されています。

路線データ

起点: 浜松市中央区坪井町（国道1号浜名バイパス交点）
終点: 浜松市中央区安新町（北島交差点、国道152号交点）
陸上距離: 28.0 km

歴史

浜松環状線は、1972年10月30日に認定されました。その後、1974年3月に東名浜松西ICが開通し、1982年10月30日には路線番号が変更されました。1993年5月11日には、主要地方道に指定され、1994年9月には雄踏町から三方原方面へ一本道で繋がりました。2000年代前半には、笠井中学校付近までの区間が4車線に整備され、全線開通に至りました。2004年3月30日には、とびうお大橋が開通し、国道1号浜名バイパスとの接続が強化されました。2009年3月24日には、終点部分の改良工事が完了し、国道1号磐田方面からの進入が可能になりました。2011年には、内野入口交差点の拡張工事や、遠州鉄道鉄道線までの区間の片側2車線化が完了しています。

路線状況

別名: 浜松環状線
重複区間:
国道257号（1.8 km）
静岡県道62号浜松雄踏線（0.2 km）
静岡県道45号天竜浜松線（1.7 km）
静岡県道314号中野市野線（0.1 km）

道路施設

橋梁: とびうお大橋（新川、中央区）

地理

通過する自治体: 浜松市（中央区 - 浜名区 - 中央区）

交差する道路

浜松環状線は、以下の道路と交差しています。

国道1号浜名バイパス
国道301号
静岡県道316号舞阪竜洋線
静岡県道62号浜松雄踏線
静岡県道325号宇布見浜松線
静岡県道48号舘山寺鹿谷線
静岡県道364号湖東和合線
東名高速道路（浜松西IC）
静岡県道261号磐田細江線
静岡県道319号村櫛三方原線
国道257号
国道152号
静岡県道296号熊小松天竜川停車場線
静岡県道45号天竜浜松線
東名高速道路（浜松IC）
静岡県道314号中野市野線

沿線施設

浜松環状線の沿線には、以下の施設があります。

JR東海道線、JR東海道新幹線
カインズモール浜松雄踏
イオンモール浜松志都呂
浜松技術工業団地
静岡県立浜松湖東高等学校
遠州鉄道鉄道線・遠州西ヶ崎駅
浜松市立笠井中学校
浜松市立笠井小学校
流通元町図書館
* 安間川公園

まとめ

静岡県道65号浜松環状線は、浜松市の都市機能を支える重要な道路です。環状道路としての役割だけでなく、市内の主要施設へのアクセスを向上させ、地域経済の活性化にも寄与しています。今後の改良工事の進展によって、さらに利便性が向上することが期待されます。

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