面影橋停留場

面影橋停留場について

面影橋停留場（おもかげばしていりゅうじょう）は、東京都新宿区西早稲田三丁目に位置する、東京都交通局が運営する都電荒川線（東京さくらトラム）の停留場です。駅番号はSA 29です。停留場は新目白通りの中央に設けられており、2面2線のホーム構造となっています。三ノ輪橋方面と早稲田方面のホームは、面影橋交差点を挟んで東西に分かれています。

歴史

この停留場は、もともと王子電気軌道によって設置されました。戦後には、高田馬場駅方面へ分岐する戸塚線が開通し、早稲田経由で茅場町を結ぶ15系統の路線が設定されましたが、後に戸塚線は廃止され、元の姿に戻っています。

年表

1928年（昭和3年）12月25日：王子電気軌道の鬼子母神前 - 面影橋間が開業し、終点として開業。
1930年（昭和5年）3月30日：王子電気軌道が早稲田停留場まで延伸。
1942年（昭和17年）2月1日：王子電気軌道が東京市に買収され、東京市電早稲田線（現・荒川線）の停留場となる。
1943年（昭和18年）10月1日：東京都制施行に伴い、東京都電車の停留場となる。
1949年（昭和24年）1[[2月1日]]：戸塚線が開業。
1968年（昭和43年）9月29日：戸塚線が廃止。

停留場構造

停留場の施設は全て東京都道8号千代田練馬田無線（新目白通り）の中央にあります。ホームは2面2線で、面影橋交差点を挟んで西側に三ノ輪橋方面、東側に早稲田方面のホームが配置されています。新目白通りの拡張前は、停留場は神田川を渡ってすぐの併用軌道上にありましたが、道路拡張に伴い、都電の線路が道路中央に移設されました。当停留場の先から早稲田停留場までは専用軌道でしたが、現在は高戸橋方面に向かう車道となっています。

停留場周辺

停留場の北側には神田川が流れており、停留場名の由来となった面影橋は、江戸時代からこの場所に架けられています。橋の対岸には、太田道灌ゆかりの山吹伝説の碑があります。周辺は中・高層の住宅が多いですが、商店は少なめです。

主な周辺施設

甘泉園公園
新宿区立戸塚第一小学校
高戸橋交差点 - 新目白通りと明治通りの交差点。
西早稲田駅

隣接する停留場

東京都交通局

都電荒川線（東京さくらトラム）
学習院下停留場 (SA 28) - 面影橋停留場 (SA 29) - 早稲田停留場 (SA 30)

かつて存在した路線

東京都交通局
都電戸塚線
戸塚二丁目停留場 - 面影橋停留場 - （早稲田線）

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 面影橋停留場 | 都電 | 東京都交通局

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