馬込沢駅

馬込沢駅

馬込沢駅（まごめざわえき）は、千葉県船橋市藤原七丁目にある、東武鉄道野田線（東武アーバンパークライン）の駅です。駅番号はTD 32です。駅の所在地は船橋市ですが、駅のすぐ近くには鎌ケ谷市との境界線が通っており、地名としての馬込沢は鎌ケ谷市内に位置しています。

歴史

馬込沢駅は、その歴史の中でいくつかの変遷を経験しています。

1923年（大正12年）12月27日：北総鉄道船橋線の法典駅（ほうてんえき）として開業しました。
1924年（大正13年）4月1日：馬込沢駅（まごめざわえき）に改称されました。
1929年（昭和4年）11月22日：北総鉄道が総武鉄道に社名変更しました。
1944年（昭和19年）3月1日：陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併し、東武鉄道船橋線の駅となりました。
1948年（昭和23年）4月16日：船橋線が野田線に編入され、同線の駅となりました。
1980年代中頃：現在の駅舎が完成しました。
2009年（平成21年）3月：バリアフリー対応工事が完了し、駅の利便性が向上しました。

駅構造

馬込沢駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは築堤上にあり、その下に改札口があるため、構造としては高架駅に似ています。以前は船橋方面のホーム側に駅舎がありましたが、1980年代中頃に両ホームを結ぶ地下通路に改札口が新設され、西口と東口の2つの出口が設けられました。改札口の反対側には、パン屋やコンビニエンスストアが併設されています。駅にはエレベーターが各ホームの階段の北側と東口の階段脇に設置されており、西口の階段脇にはスロープがあります。また、車椅子専用の出入口が各ホームの船橋側にあります。トイレは、船橋方面のホーム（2番線）と改札脇に多機能トイレが設置されています。

のりば

のりば	路線	方向	行先
-	-	-	-
1	東武アーバンパークライン	下り	船橋方面
2	東武アーバンパークライン	上り	柏・大宮方面

利用状況

2023年度（令和4年度）の1日平均乗降人員は25,208人であり、東武アーバンパークラインの各駅停車のみが停車する駅の中では最も多く、東武アーバンパークラインの単独駅としても岩槻駅に次いで2番目に多い駅です。近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通りです。

(乗降人員のデータは省略)

駅周辺

馬込沢駅の周辺は住宅密集地が広がっています。駅の南側には千葉県道59号市川印西線（木下街道）、東側には千葉県道8号船橋我孫子線（船取県道）が走っています。

バス路線

駅の西口ロータリーには、船橋新京成バスとちばレインボーバスの「馬込沢駅」停留所があり、東口には「馬込沢駅東口」停留所があります。また、東口から徒歩3分の場所にある木下街道上にも、ちばレインボーバスの「馬込沢駅」停留所があります。

かつて、船橋新京成バスが東口に「馬込沢駅東口」停留所を設置し、丸山地区を循環する「丸山循環線」を試験運行していましたが、試験期間終了後は運行休止となりました。その後、船橋市の支援を受けて実験が再開され、現在も運行を継続しています。

また、二和地区の交通不便解消のため、船橋新京成バスは「馬込沢駅入口」バス停を新設し、二和グリーンハイツを結ぶ「二和グリーンハイツ線」を試験運行していました。その後、西口ロータリーへの乗り入れも開始されましたが、二和グリーンハイツ線は2018年3月31日限りで運行休止となりました。

深夜急行バス

かつては、京成成田駅・成田空港行きの深夜急行バスが運行していましたが、2020年4月から運転休止となっています。

隣の駅

東武鉄道

東武アーバンパークライン

■急行

通過

■普通

鎌ヶ谷駅 (TD 31) - 馬込沢駅 (TD 32) - 塚田駅 (TD 33)

脚注

(脚注は省略)

外部リンク

馬込沢駅（駅情報） - 東武鉄道
* 船橋新京成バス 馬込沢駅

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