駄科駅

駄科駅について

駄科駅（だしなえき）は、長野県飯田市駄科下平に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）飯田線の駅です。飯田駅が管理する無人駅で、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。

歴史

1927年（昭和2年）
4月8日：伊那電気鉄道が当駅と毛賀駅の間を延伸した際に開業しました。当時は一般駅として、旅客だけでなく貨物や荷物も取り扱っていました。
12月26日：伊那電気鉄道が天竜峡駅まで延伸し、その途中の駅となりました。
1943年（昭和18年）
8月1日：伊那電気鉄道線が国有化され、飯田線の一部となり、鉄道省（後の日本国有鉄道）の駅となりました。
1971年（昭和46年）
1[[2月1日]]：貨物と荷物の取り扱いが廃止され、旅客駅となりました。
1984年（昭和59年）
2月24日：飯田線のCTC化に伴い、無人駅となりました。
1987年（昭和62年）
4月1日：国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となりました。
1989年（平成元年）
9月19日：かつては相対式ホーム2面2線を有していましたが、この日を境に交換設備の使用が停止され、後に撤去されました。
1998年（平成10年）
5月23日：放火により駅舎が全焼しました。犯人は市内に住む高校生であることが判明し、逮捕されました。
1999年（平成11年）
2月1日：待合所が竣工し、利用者の利便性が向上しました。

駅構造

現在の駄科駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。1989年までは相対式ホーム2面2線でしたが、棒線化されました。駅舎は1998年の放火で全焼したため、現在は待合所が設置されています。

利用状況

1日の平均乗車人員は、近年減少傾向にあります。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や観光スポットがあります。

鵞流峡：美しい渓谷で、ハイキングや自然散策が楽しめます。
駄科郵便局：郵便や貯金などのサービスを提供しています。
キラヤ竜丘店：地域住民の生活を支えるスーパーマーケットです。
旭松食品本店、天竜第一工場：食品メーカーの本社と工場があります。
輝山会記念病院：地域医療を担う病院です。
国道151号：主要幹線道路で、交通の便が良いです。
長野県道237号米川飯田線：県内の主要道路です。
長野県道247号米川駄科停車場線：駅と主要道路を結ぶ県道です。

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

飯田線

時又駅 - 駄科駅 - 毛賀駅

参考文献

曽根悟（監修）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

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