駒場村 (岐阜県)

駒場村（こまんばむら）

駒場村は、かつて岐阜県恵那郡に存在した村です。現在の岐阜県中津川市の駒場、駒場町、津島町、柳町などの地域に相当します。

大字・字

大字: 駒場（こまんば）

小字:
青木（あおき）
上地（うえじ）
後洞（うしろぼら）
大岩（おおいわ）
大峡（おおはげ）
大平（おおひら）
上宿道上（かみじゅくみちうえ）
上宿道下（かみじゅくみちした）
京田（きょうでん）
松源寺（しょうげんじ）
角田（すみだ）
大道上（だいどううえ）
西山（にしやま）
町裏（まちうら）
安森（やすもり）

歴史

江戸時代の駒場村は、石高772石の尾張藩領であり、木曾衆の千村平右衛門が治めていました。慶長9年（1604年）2月には、江戸幕府の命により、中山道の駒場坂上に一里塚が設置されました。これにより、この地が交通の要所として重要視されていたことが伺えます。

明治時代に入り、1889年（明治22年）7月1日に町村制が施行されたことにより、駒場村が正式に発足しました。しかし、その歴史は長くは続かず、1897年（明治30年）4月1日には、中津川町（初代）と手賀野村との合併により中津町が発足し、駒場村は廃止されました。

寺院

駒場村には、以下の寺院がありました。

山王寺（曹洞宗）
善光寺（曹洞宗）
福昌寺（曹洞宗）

これらの寺院は、村の歴史や文化を伝える重要な存在でした。

脚注

参考文献
『市町村名変遷辞典』東京堂出版 1990年
『岐阜県町村合併史』 1961年
『角川日本地名大辞典21岐阜県』角川書店 1980年

関連項目

岐阜県の廃止市町村一覧
* 駒場村 (曖昧さ回避)

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