高島中央公園

高島中央公園は、神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目に位置する都市公園です。2007年7月25日に開園し、横浜みなとみらい21地区の中央地区51街区にあります。この公園は、同地区における重要な歩行者ネットワークを構成する「キング軸」の中央部に位置し、公園内にも幅15mの歩行者用通路が南北に設けられています。

公園の北側には横浜アンパンマンこどもミュージアムがあり、西側には新高島駅方面と接続する高島中央歩道橋があります。この歩道橋は、52街区の開発に伴い、2027年夏頃まで閉鎖され、一部は解体される予定です。東側には、ライブハウスや商業施設が入る集合住宅があり、公園と集合住宅の間には道路がありますが、当初は横断歩道がなかったため、迂回が必要でした。

公園の計画には市民が参加し、地域住民の意見が取り入れられました。高島中央公園は、周辺に集合住宅が多いことから、近隣住民の憩いの場としての役割を担っています。そのため、ブランコ、鉄棒、すべり台などの遊具が設置されています。また、災害時の飲料水確保のため、イベント広場地下には約1,500トンの耐震型循環式地下貯水槽が設けられています。広場では夏季にミスト噴水が作動し、園内には15種約73,000株の植物と約90本の樹木が植えられています。公園の南北で地面の素材が異なり、北側はコンクリート、南側は芝生広場となっています。

高島中央公園では、年間を通して様々なイベントが開催されます。例えば、11月には「みなとみらい秋まつり」が開催され、横浜F・マリノスも協力する催しや縁日、子供向けゲームコーナー、フリーマーケットなどが楽しめます。また、「みなとみらい農家朝市」が毎月1回開催され、地元産の新鮮な野菜などが販売されます。11月には収穫祭も開催されます。

アクセスは、みなとみらい線新高島駅から徒歩5分です。公園内には、四季折々の風景を楽しむことができるギャラリースペースもあります。

高島中央公園は、横浜みなとみらい地区の緑豊かなオアシスとして、地域住民にとって欠かせない存在となっています。市民の意見を取り入れながら、都市と自然が調和した空間づくりがされています。災害時にも役立つ施設を備え、地域全体の安全にも貢献しています。


関連施設

高島水際線公園
臨港パーク
グランモール公園

外部リンク

高島中央公園（横浜市西区 西土木事務所）

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