高知県立あき総合病院

高知県立あき総合病院について

高知県立あき総合病院は、安芸市にある重要な医療機関で、安芸地域における中核病院として重要な役割を担っています。この病院は、高知県災害拠点病院にも指定されており、地元住民に幅広い医療サービスを提供しています。病院内には、最新の医療設備が整っており、多くの診療科が揃っています。特に、安芸地域で唯一分娩に対応可能な病院として、妊産婦にとっても欠かせない存在です。

沿革

安芸病院の設立

高知県立あき総合病院の歴史は、1951年7月に遡ります。当時、県立安芸病院が設置され、地域医療の基盤が整ったのがその始まりです。その後、1975年には救急告示病院に指定され、1996年にはエイズ治療に関する重要な拠点として認定を受けました。1997年には地域災害支援病院としての指定も受け、安芸郡の医療体制を強化する役割を果たしました。

芸陽病院の設立

一方、1956年に設立された県立芸陽院は精神科に特化した病院としてその機能を発展させ、1988年に県立芸陽病院に改称されました。1999年には応急入院指定病院とされ、地域の精神医療にも貢献してきました。

あき総合病院の発足

2012年4月1日、安芸病院と芸陽病院が統合し、高知県立あき総合病院が発足しました。この統合により、より一層の医療サービス向上が図られることとなりました。

医療機関としての役割

高知県立あき総合病院は、さまざまな医療機関の指定を受けています。健康保険法及び国民健康保険法に基づく保険医療機関、救急告示病院、高知県災害拠点病院等、多岐にわたる役割を担っています。また、エイズ治療の拠点病院やへき地医療の拠点病院としての機能も持ち、地域全体の医療を支えています。さらに、各種の専門医育成のための認定施設としても活動しており、各分野の専門医の研修を行っています。

診療科の一覧

あき総合病院では、以下の診療科が設置されています：

• - 内科
• - 神経内科
• - 呼吸器内科
• - 消化器内科
• - 循環器内科
• - 血液内科
• - リウマチ科
• - 外科
• - 整形外科
• - 脳神経外科
• - 胸部・心臓血管外科
• - 形成外科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - リハビリテーション科
• - 麻酔科
• - 放射線科
• - 小児科
• - 精神科
• - 救急科

アクセス

高知県立あき総合病院へのアクセスは非常に便利です。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の「あき総合病院前駅」から徒歩約3分の場所に位置しています。また、高知東部交通のバスも利用でき、安芸市元気バスの「あき総合病院前」バス停からのアクセスも可能です。さらに、「本町四丁目」バス停からも徒歩での移動が容易です。

まとめ

高知県立あき総合病院は、地域住民の健康を支えるために長い歴史を有する医療機関です。さまざまな専門的な診療が行われており、多くの患者にとって頼りにされる存在となっています。地域医療の中心として、今後もその役割を果たしていくことが期待されています。

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