高蔵寺郵便局

高蔵寺郵便局の概要

高蔵寺郵便局（こうぞうじゆうびんきょく）は、愛知県春日井市中央台に位置する郵便局です。この郵便局は、民営化前には集配普通郵便局として分類されていました。設立は1920年（大正9年）で、当時から現在に至るまで地域の郵便サービスの中心的な役割を果たしています。

沿革

高蔵寺郵便局の歴史は、1920年6月1日の開局にさかのぼります。1967年には、電話交換業務を春日井電報電話局に移管しました。1970年には、郵便局が高蔵寺町三丁目から高蔵寺町二丁目に移転し、1972年には局種別が特定郵便局から普通郵便局に改定され、さらに同年、都市計画高蔵寺土地区画整理事業の施行に伴い再び移転しました。

1973年には和文電報配達業務を春日井電報電話局に移管し、1998年には外国通貨の両替や旅行小切手の売買を開始しました。2001年には、高蔵寺白山簡易郵便局が廃止されたことに伴い、その取扱事務を引き継ぎました。2006年には坂下郵便局から集配業務を引き継ぎ、2007年には民営化に伴い、郵便事業高蔵寺支店に一部業務を移管しました。そして、2012年に日本郵便株式会社が発足した際に、高蔵寺郵便局は郵便事業高蔵寺支店と統合されました。

取扱内容

高蔵寺郵便局では、様々なサービスを提供しています。主な取扱内容には、郵便、印紙、ゆうパック、内容証明などがあります。また、貯金や為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、トラベラーズチェック、国債、投資信託業務も行っています。

さらに、生命保険やバイク自賠責保険、自動車保険といった保険関連の業務も扱っています。郵便局内にはゆうちょ銀行のATMも設置されており、地域住民の金銭的なニーズにも応えています。また、「487-00xx」「480-03xx」区域における春日井市の一部の集配業務を実施し、ゆうゆう窓口も利用可能です。

周辺施設

高蔵寺郵便局の周囲には、高蔵寺ニュータウンや春日井市東部市民センター、愛知県立高蔵寺高等学校、春日井市立中央台小学校など多くの施設があります。また、サンマルシェ（アピタ高蔵寺店など）や航空自衛隊高蔵寺分屯基地も近くにあり、地域の生活に密着した重要な拠点となっています。

アクセス方法

高蔵寺郵便局へのアクセスは、JR中央本線の高蔵寺駅から北へ約2.6km（徒歩で約30分）で可能です。名鉄バス「中央台」停留所やサンマルシェ循環バスの「アピタ館」停留所、または「スポーツクラブNAS前」停留所からもアクセスできます。さらに、車でのアクセスも便利で、東名高速道路の春日井ICから東へ約6km、中央自動車道の小牧東ICから南東へ約7kmの距離にあります。郵便局には14台分の駐車場も完備されています。

高蔵寺郵便局は、地域の皆様に広範な郵便サービスを提供しながら、日々の生活を支える重要な存在です。

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