鳥屋野潟公園

新潟県立鳥屋野潟公園

新潟県立鳥屋野潟公園は、新潟市中央区に位置する県立の都市公園です。公園は、女池地区、鐘木地区、スポーツ公園の3つのエリアから成り立っており、各エリアは独立した特色を持っています。

公園の歴史

公園の整備は1973年度に始まり、1986年4月に最初のエリアである鐘木地区の一部がオープンしました。1992年には新潟県立図書館が整備され、公園としての機能が拡充されました。

1980年代後半には、高速道路整備後の鳥屋野潟南部地域の開発や環境悪化が懸念されたため、県、市、亀田郷土地改良区が協力して南部開発計画を策定しました。この計画では、200haを超える敷地に、総合スポーツゾーン、総合レクリエーションゾーン、住居ゾーン、国際文化・教育ゾーンの4つを設けることが合意されました。総合スポーツゾーンは、2009年の新潟国体に向けて整備が進められ、1991年には鳥屋野潟公園計画区域に追加されました。

1998年には全国都市緑化フェア「にいがた緑のものがたり’98」の会場となり、その後、2001年に新潟スタジアム（ビッグスワン）、2009年に新潟県立野球場がオープンしました。国際文化・教育ゾーンや総合レクリエーションゾーンの開発計画は実現しませんでしたが、公園はスポーツやレクリエーションの場として発展を遂げました。

当初の整備計画は訴訟問題により難航し、また、民間開発部分も買い手不足により進展が遅れる場面もありました。

各エリアの詳細

鐘木地区

鳥屋野潟の南西部に位置する14.4haのエリアです。東側はスポーツ公園北地区と隣接しており、徒歩での移動も可能です。(株)アール・ケー・イーが指定管理者として運営しています。

主な施設

鐘木インフォメーションセンター・四季彩館
日本庭園
せせらぎ（人工河川）
メイン広場
多目的広場
花見広場
トリムの森
ユキツバキ園
観察池
みはらしハウス
鳥観庵
遊具
駐車場（大型車9台、普通車235台、身障者用2台）

周辺施設

いくとぴあ食花
天寿園
新潟市アイスアリーナ
新潟市産業振興センター
新潟テルサ
東京学館新潟高等学校
新潟市民病院
新潟市消防局

交通アクセス

新潟交通 S7 スポーツ公園線、S1 市民病院線「鳥屋野潟公園前」バス停より徒歩すぐ
国道8号（新潟バイパス）女池ICより車で約5分
磐越自動車道 新潟中央ICより車で約1分

女池地区

鳥屋野潟の北部に位置し、他の2エリアとは対岸にあります。新潟県立自然科学館と新潟県立図書館が園内にあります。株式会社アール・ケー・イーが指定管理者として運営しています。

主な施設

女池インフォメーションセンター
出会いの丘（巨大パーゴラ）
しらべの小径
水辺の広場
展望台
駐車場

周辺施設

鳥屋野運動公園野球場
鳥屋野交通公園
新潟県立新潟江南高等学校

交通アクセス

新潟交通 S5 女池線「野球場・科学館前」バス停より徒歩約8分
磐越自動車道・新潟中央ICより車で約5分
国道8号（新潟バイパス）桜木ICより車で約3分、女池インターチェンジより車で約5分

スポーツ公園

鳥屋野潟の南部中央に位置し、新潟スタジアムなどがある北地区と、県立野球場などがある南地区の2つから構成されています。北地区は鐘木地区と隣接しており、徒歩での移動が可能です。株式会社アルビレックス新潟、公益財団法人新潟県都市緑花センター（アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ）が指定管理者として運営しています。

その他

一般的に「鳥屋野潟公園」と言う場合は鐘木地区を指すことが多く、スポーツ公園地区は「新潟県スポーツ公園」または「スポーツ公園」と呼ばれます。
新潟スタジアムと新潟県立野球場の正式名称は、それぞれ「新潟県立鳥屋野潟公園新潟スタジアム」「新潟県立鳥屋野潟公園野球場」です。
新潟市の1981年時点の将来構想では、鳥屋野潟周辺地区は巨大な文化地帯「スコーレ・ゾーン」として位置づけられていました。

関連項目

新潟県スポーツ公園
新潟スタジアム
新潟県立野球場
鳥屋野運動公園野球場
新潟県立自然科学館
新潟県立図書館
AIRMANスケートパーク

外部リンク

指定管理者のサイトのリンク'>鐘木地区・女池地区（指定管理者のサイト）
指定管理者のサイトのリンク'>スポーツ公園（指定管理者のサイト）
* 新潟県都市緑化センターのページへのリンク'>鳥屋野潟公園（新潟県都市緑化センターのページ）

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