鳳山駅

鳳山駅について

鳳山駅（ほうざんえき）は、台湾高雄市鳳山区に位置する台湾鉄路管理局（台鉄）屏東線の駅です。二等駅に分類されていますが、ほぼ全ての列車が停車する主要な駅の一つです。かつては、台湾糖業鉄道（台糖）の小港線と林園線への乗り換え駅としても機能していました。しかし、台鉄の鳳山駅と高雄捷運（MRT）の鳳山駅は、約900メートル離れており、全く別の駅として運営されています。

歴史

台湾鉄路管理局（台鉄）

1907年10月1日：台湾総督府鉄道の駅として開業。
1917年：煉瓦造りの駅舎が完成し、供用開始。
1964年：駅舎が改築され、約330平方メートル（100坪）の広さになる。
1990年：再度駅舎が改築され、約809平方メートル（244坪）に拡大。
2010年12月16日：行政院にて、高雄市内区間の地下化を当駅東側まで延伸する「鳳山計画」が承認される。
2013年3月31日：当駅を含む地下化事業が着工。
2014年6月21日：地下化工事に伴い、仮駅舎（曹公路68号）での営業を開始。
2018年10月14日：新駅舎（曹公路70号）と地下ホームが供用開始。

台湾糖業鉄道（台糖）

1909年6月5日：新興製糖の軽便鉄道が開業。
1909年10月5日：台湾製糖後壁林工場（後の台糖小港糖廠）の軽便鉄道（台糖小港線の前身）が開業。
1954年4月15日：小港線（鳳山西駅）と林園線（鳳山東駅）が統合される。
1972年8月1日：小港線が廃止。
1973年8月1日：林園線が廃止。

駅構造

現在の鳳山駅は、地下駅として整備され、島式ホーム2面2線を備えています。地下化前は、地上駅として単式ホームと島式ホームを組み合わせた2面3線の構造でした。

のりば

地下化後のホーム配置は以下の通りです。

利用状況

駅の年間利用状況については、別途資料を参照してください。

駅周辺

鳳山駅周辺には、以下の施設や名所があります。

鳳山市街
曹公廟
鳳儀書院
国立鳳山高級商工職業学校
高雄県立曹公国民小学
高雄県政府警察局
台湾銀行鳳山支店
国立鳳山高級中学
財政部台湾省南区国税局高雄県分局

隣の駅

台湾鉄路管理局

屏東線
正義駅 - 鳳山駅 - 後庄駅

外部リンク

台湾鉄路管理局
駅と周辺情報>鳳山（中国語）（日本語）（英語）（朝鮮語）
（旧）鳳山站 - [ウェイバックマシン]] ([繁体字中国語)
（旧）Fonshan Station - [ウェイバックマシン]] ([英語)

この駅は、歴史的な変遷を経て、現在の姿に至っています。周辺地域へのアクセス拠点として、重要な役割を果たしています。

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