鳴門郵便局

鳴門郵便局の概要

鳴門郵便局（なるとゆうびんきょく）は、徳島県鳴門市に存在する郵便機関で、民営化前は集配普通郵便局として機能していました。郵便局の住所は「〒772-8799 徳島県鳴門市撫養町斎田大堤209」で、周辺には鳴門市役所や国道28号、撫養川が位置しています。また、交通アクセスも整っており、JR鳴門線の鳴門駅から南方向に約400メートルの距離にあります。さらに、徳島バスの鳴門郵便局前停留所もすぐ近くにあります。

歴史的経緯

鳴門郵便局の歴史は1884年（明治17年）に始まり、初めは撫養郵便局として設立されました。1891年には撫養郵便電信局に改称され、1903年には撫養郵便局に戻るなど、幾度かの名称変更がありました。

1943年には特定郵便局から普通郵便局へと改定され、1947年には現在の「鳴門郵便局」に名称を変更しました。1951年には近隣で発生した爆発事故により、郵便局内外に影響があり、職員が負傷する事件が発生しました。その後、1962年に電話通話及び和文電報の業務を開始し、1971年には鳴門桑島簡易郵便局からの取扱事務を引き継ぎました。

1975年には新しい局舎が完成し、1991年には外国通貨の両替や旅行小切手の業務を始めました。また、1993年には鳴門公園郵便局の廃止に伴い、その業務も引き継ぎました。2007年には郵便事業の民営化にともない、郵便事業鳴門支店に一部業務を移管しましたが、2012年に日本郵便株式会社が発足した際、これが統合されました。2014年には堂浦郵便局から集配業務を移管され、現在に至ります。

取扱内容

鳴門郵便局では、様々な業務を展開しています。具体的には、郵便物の発行、印紙の販売、ゆうパックの取扱いや内容証明の発行などがあります。また、貯金や為替、振替、振込み、国際送金も取り扱っており、トラベラーズチェックや国債、投資信託の提供も行っています。加えて、生命保険や自動車保険、自賠責保険、変額年金保険などの金融商品も提供しており、より多様なサービスを利用者に提供しています。

利用者にとって便利な点は、ゆうちょ銀行のATMが設置されていることや、特定の地域の集配業務を担当している点です。さらに、風景印の使用もあり、デザインには名所である鳴門大橋や渦潮、鯛が描かれています。この風景印は1985年から使用が始まりました。

アクセスと周辺

鳴門郵便局は、JR鳴門駅から徒歩約4分の位置にあり、交通アクセスが非常に良いです。また、駐車車両用のスペースも用意されており、6台分の駐車が可能です。周囲には鳴門市役所や観光名所が点在し、多くの人々が訪れます。

もう一度検索