鶴田郵便局 (鹿児島県)

鶴田郵便局

鶴田郵便局は、鹿児島県薩摩郡さつま町鶴田に位置する郵便局です。かつては集配特定郵便局として地域に密着したサービスを提供していましたが、郵政民営化以降は集配機能を廃止し、窓口業務を中心に行っています。

概要

• - 住所：〒895-2101 鹿児島県薩摩郡さつま町鶴田2707-1

歴史

鶴田郵便局は、明治初期に鶴田郵便所として開設されて以来、地域の発展と共に歩んできました。その歴史を紐解きます。

• - 1874年（明治7年）12月16日：薩摩国伊佐郡鶴田126番戸に鶴田郵便所として設置。
• - 1875年（明治8年）1月1日：鶴田168番戸へ移転するとともに鶴田郵便局に改称。
• - 1885年（明治18年）10月1日：郵便貯金の取扱を開始。
• - 1900年（明治33年）7月1日：小包の取扱を開始。
• - 1922年（大正11年）11月26日：電報の取扱を開始。
• - 昭和初期：年間取扱数は通常郵便の配達が約35万件、引受が約18万件、小包の配達が約3千件、引受が約1千件、電報の配達が約1千7百件、引受が約2千7百件であった。
• - 1930年（昭和5年）2月11日：電話の利用が可能となる。
• - 1950年（昭和25年）3月27日～1977年（昭和52年）7月27日：電話交換業務が行われていた。局区内における初期の電話加入台数は16台であった。
• - 1970年（昭和45年）9月30日：同局の回線を利用した農村集団電話が開設され、地区内の電話普及率が大きく上昇。
• - 1934年（昭和9年）：薩摩鶴田駅開業以来、鉄道が郵便物の輸送に利用されていた。
• - 1963年（昭和38年）10月1日以降：岩崎産業への委託となり、川内郵便局と大口郵便局を結ぶ経路に乗せて輸送されていた。
• - 1982年（昭和57年）7月19日：湯田原と呼ばれる台地上へ移転。
• - 2007年（平成19年）10月1日：民営化に伴い、併設された郵便事業加治木支店鶴田集配センターに一部業務を移管。
• - 2012年（平成24年）10月1日：日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業加治木支店鶴田集配センターを鶴田郵便局に統合。
• - 2016年（平成28年）2月8日：集配業務を宮之城郵便局に移管。

取扱内容

鶴田郵便局では、以下のサービスを提供しています。

• - 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
• - 貯金、為替、振替、振込、国際送金、国債
• - 生命保険、バイク自賠責保険
• - ゆうちょ銀行ATM

周辺情報

郵便局周辺には、以下の施設があります。

• - さつま町役場 鶴田総合支所
• - さつま町立鶴田中学校
• - さつま町立鶴田小学校
• - 鶴田体育館
• - 川内川

アクセス

• - 国道267号沿い
• - 駐車場：11台

参考文献

• - 鶴田町郷土史編さん委員会編　『鶴田町史』　鶴田町長相良武光、1979年
• - 鶴田町郷土誌編集委員会編　『鶴田町郷土誌』　鶴田町、2005年
• - 鶴田村教育会編　『鶴田村郷土誌』　1929年

外部リンク

• - 鶴田郵便局 - 日本郵政

もう一度検索